ロッキード S-3 ヴァイキング 艦上対潜哨戒機(1:144)ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Lockheed S-3A Viking (scissors and Planes 4771) 

ロッキード S-3 ヴァイキング 艦上対潜哨戒機

1:144スケール ペーパークラフト

 

今年最後の完成モデルはアメリカ海軍の艦上対潜哨戒機

ロッキードS-3ヴァイキングになりました

 

X-47、A-12とやたらカクカクしたのが続いたので

気分転換に丸っこい機体です

 

尻尾のMADブームは伸びた状態で作成

S-3ヴァイキングは1970年代からアメリカ海軍が配備した艦上対潜哨戒機

一見大きな機体ですが全長自体は16mと一般的な艦載機と同等

長い主翼や大きな垂直尾翼は根元から折りたたむことで小さく格納できる機体です

対潜哨戒機として配備された当機ですが
冷戦終結後はロシアの戦略ミサイル潜水艦に対する警戒は飛行時間の長大な陸上の対潜哨戒機
艦隊を攻撃潜水艦から守る任務は対潜ヘリコプターに譲る事となり
実際の運用は大きな搭載力を活かした他の艦載機への空中給油機としてが殆どだったようです

 

その後、空中給油の役割もF/A-18が行えるようになった事で

2016年にはアメリカ海軍からすべての機体が退役しました

昔はプラモデルのアメリカ海軍艦載機セット、なんてあると多彩な機体が入っていたものですが

現代では随分機種統合したものですね

 

 

いつものscissors and Planesシリーズの型紙

このS-3は結構新しい設計のモデルとなっています

丸っこい機首から作製

角張った機体が続いていたのでこういう曲面があるモデルが

上手く作れると楽しいですね

キャノピーを組み立て

機首が出来ました

胴体中央から後方

胴体中央部は先に主翼基部を付けてしまいます

主翼のつけ根のフェアリングはちょっと苦戦

組み立て順や糊代の解釈を間違えてしまいました

MADブームを取り付けた機体後部と連結して胴体が完成

尾翼を作成、いつも通りに針金を通して補強

意外と部品数が多いエンジン部を作り

続いてようやく主翼に

翼端にはアンテナ類が詰まった箱状のユニット

これで機体はほぼ完成

着陸脚を取り付けて

 

S-3バイキング完成です

年末のキリのいい所で作り甲斐のあるモデルを完成させることが出来ました