Saab J29 Tunnan
スウェーデン戦闘機 サーブ J29 トゥンナン
(scissors and Planes 2085) 1:144スケールペーパークラフト
ここ2か月くらいは船を続けて作っていたので
すこし久しぶりの航空機
スウェーデンの第一世代ジェット戦闘機サーブ29トゥンナンを1:144スケールで製作しました
アメリカのF-86セイバーやソ連のMig-15とほぼ同時期(やや後発)のジェット戦闘機ということで
ノーズインテイク式の筒型の胴体や後退翼など同じような要素を持ちつつも
全体的に丸みを帯びた外見が特徴
相性のトゥンナンもスウェーデン語で「樽」を意味し、その丸っこいスタイルに由来しています
国土的には小国ながらも軍事的な独立性・中立性を重んじるスウェーデンは
このトゥンナンで大国の同世代機と遜色のない性能のジェット戦闘機の開発に成功し
そこから現代まで続く独自の国産機運用へと発展していきました
同世代のMig-15、ヴァンパイアと、樽と呼ばれる丸みあるスタイルがよく判ります
と言う訳で久しぶりの航空機制作、いつも通りのscissors and Planesからの選択です
実のところ先日のファルケ製作で予備部品を印刷するのにプリンタのインクカードリッジを
交換したのでまた暫く使わずカードリッジをダメにしてしまう前に印刷できるものを
印刷しておこう…みたいな算段でもあります
リハビリもかねてのシンプルな構造の第一世代機を選択
そう言えばド定番のF-86をまだ作っていないのですよね
機首部分が完成
続けて機体後半部
F-86やMiG-15とは異なりブーム型に伸びた尾部に尾翼が取り付けられる構造
主翼を製作、まだこの時代コンピューターによる設計がされていた訳では無いと思いますが
主翼付け根がストレーキのように僅かに伸びていたりと先進的な要素も見られます
着陸脚を付けて完成
大分重心が後寄りでそのままでは尻もちをついてしまったので
後で機首に穴をあけて追加で重りを挿入、ここはやや失敗でしたね
と言う訳でこれから暫くは印刷済みの製品キットではなくて
ダウンロード購入のモデルを作っていきたいと思います