Bussard-Class Catapult ship Falke(JSC 1:250)
ドイツ海軍 ブッサルト級カタパルト船 ファルケ
JSC社ペーパークラフト 1:250スケール
7月の初めから手を付けて8月8日まで…とおおよそ一か月+αくらいの製作期間となりました
ドイツのカタパルト船「ファルケ」の完成となります
この船は同じJSC社から1:400スケール版も出ていてそちらも過去に製作済み
カードモデルに手を出す切っ掛けにもなったモデルなのでお気に入りの船の一つです
JSC社のスケール違いカードモデルの場合、プラモデル等のように
大きいスケールの方がよりディティールが詳細になる、と言う訳でもなく
単純に1:400スケール版の型紙の拡大版となります
他社の同スケールモデルに比べるとシンプル寄りの出来ですが
その分作りやすいとも言えますね
因みに1:400版も1:250版も公式単価は同じ、1:400版は小さい分
ボーナスモデルとして巨大飛行艇Bv238とUボートU-117が付属する
お得感のあるセットになっています。
地味な所では搭載飛行艇のBv138の冬季迷彩用のコンパチパーツも
1:250版では2機分…で搭載機を全て冬季迷彩には出来ないのに対して
1:400版は3機分付属
キット的に先に1:250版があって縮小+ボーナスモデル付属の1:400版が出たのか
逆に1:400版を同価格で拡大するのにいろいろ削って1:250版となったのか順番は判りませんが
1:250版の完全版…みたいなアイテムもいずれ出てほしいですね
小さな船体に中型の飛行艇を3機搭載できる姿はなかなかの異様さ
大スケールとなったことでより迫力を感じる事が出来るキットです
飛行艇を運ぶための船ではなく、あくまで洋上で哨戒飛行艇の給油とカタパルト発進を行う
補助任務用の船なので実際はこんな風に飛行艇を満載したまま航行状態になっている事はなかったかと思いますが
そこはイメージで
姉妹艦ブッサルト、および他のカタパルト船共々
前線で活躍する船で無いため戦争中にどのように運用されたのか、あるいは作っただけで
持て余してしまっていたのかもちょっと調べた位では今一判らない面もありますが
ブッサルト、ファルケ共々終戦まで生き延び、戦後は賠償の一環で戦勝国に売却され
大型のクレーンを活かした作業船として利用されていたようです
このJSC社のモデル以外では同じく海外製の1:700のレジンキットくらいしか
立体物の無いカタパルト船ブッサルト/ファルケ、JSC社がどんな経緯でそんなマイナー船を
カードモデル化したかは判りませんが作りやすくて面白いモデルでした