Honda Hondajet(Red)
(scissors and Planes 4666)
ホンダエアクラフトカンパニー ホンダジェット
1:144スケール ペーパークラフト
今回作成はホンダのビジネスジェット機「ホンダジェット」です
バイクのホンダが手掛けた航空機、ホンダの航空機研究自体は1960年代まで遡り
三菱・川崎などのように戦前からのノウハウもない中、基礎技術の研究や人材育成を続け
2006年にこのホンダジェットで本格的に航空機業界に参入を果たします
ビジネス機としては小型、どころか超小型といえる全長13m程
乗客数も最大5名(乗員2名時)という軽量機ですが
独自のエンジン配置をはじめ様々な工夫と技術によって
クラス水準を上回る飛行性能と客室の快適性を獲得しました
2015年に型式証明を取得してアメリカを中心にセールスを開始
2017年以降は5年連続で米国でのビジネスジェット機販売機数トップを獲得など
高く評価される機体となりました
現在は機内の静粛性や快適性を向上させたホンダジェットエリートを展開しているほか
17m級乗客数11人の拡大型ホンダジェットエシュロンを発表、2028年の発売を目指して
開発が進められているそうです
ある意味競合相手のいなかった超小型ビジネスジェット分野から
既にベストセラー機が市場を独占している標準サイズのビジネス機への挑戦
是非とも良い結果が出てほしい物…標準サイズの機体なら自衛隊の採用もあるかもしれませんしね
何気にビジネス機を作ったのは今回が初めて
比較対象に丁度いい機体もないので先日作ったT-7練習機と並べて
見た目はビジネス機然しているので大きい印象を受けますがやはり普通の飛行機と
並べると小さい機体ですね、通常サイズのビジネス機もまた機会があったら作ってみたい所です
と言う訳でいつものscissors and Planesシリーズの型紙より
ホンダジェット(赤)を作りました
日本でもあまりまだ立体物の無い機体ですが海外のペーパークラフト設計者の方は手が早いです
いつも通りに胴体から、エンジン配置以外は標準的な構成の機体です
円筒の胴体を作った後に下に主翼付け根のバルジを被せる構造
独特な流線型を描く機首も特徴的
設計者がフェラガモのハイヒールのつま先から着想を得たと言われています
尾翼はビジネス機では一般的なT字型
スマートなイメージからすると割と意外ですが
主翼は殆ど後退角のない直線翼
エンジンを作り
最大の特徴の主翼から上に伸びてマウントされるエンジン
反対側も作って
最後は着陸脚
実はこの型紙着陸脚が含まれていないモデルだったので
着陸状態にするために足カバー部分の部品を別に作ったり
他のモデルから着陸脚を流用したりしました
なので脚の形は正確ではなく雰囲気だけです
と言う訳で完成
製作コメントには書いてないですが製作中に印刷ミスに気が付いて部分的に作り直したり
エンジン組み立てて置いておいたら気が付かずに踏んづけて作り直したり
製作以外の部分でポカミスが多い機体でした、気を付けないといけないですね