ロッキード・マーティン X-44 実験機(1:144)ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Lockheed-Martin X-44 Manta

ロッキード・マーティン 技術試験機 X-44 マンタ 

1:144スケール ペーパークラフト

(scissors and Planes 4934)

 

久しぶりの1:144スケール航空機の製作なりました、

アメリカ空軍とNASAが研究していた技術試験機X-44

垂直尾翼を持たない無尾翼デルタ翼機、のみならず主翼に操舵翼も備えず

エンジンの推力偏向のみで姿勢制御を行う技術の研究を目的として開発されていた機体でした

 

翼に操舵翼(可動部)を設けない事で構造の簡易化や軽量化、強度の確保や

主翼内で燃料タンクに用いれるスペースの拡大などの効果が期待された研究でしたが

機体の開発が遅延し、予定された期限での飛行実験の目途も立たなかった事から開発中止なり

実機が製造される事はありませんでした

 

 

公開されているコンセプト案によると機体はF-22のデザインから派生し無尾翼デルタ翼機したもの

同じくF-22のデルタ翼化案であるFB-22へのデータ流用も予定していたとされています

 

実は今回製作を失敗して尾部のノズル周りに大きな歪みをしわ寄せしてしまいました

正面から見るとノズルがひん曲がってしまっています…いずれ再挑戦してちゃんと作ってあげたいですね

 

 

今回もscissors and Planesの型紙です

最近ecardmodelsに登録されたばかりのF-22派生型アソートセットに含まれている一つ

設計思想が変わったのか当モデルはそういう位置づけなのか

のりしろや補強用のインナーパーツは用意されいないやや経験者向けなモデル

 

機体形状も通常の航空機とは異なる点が多いので製作は手探り

とりあえず間違えにくそうな末端部分から作っていきます

主翼と胴体が一体化した部品と機首・機体上面のパーツを

どう組み合わせるのかからもうよく判らない…

 

とりあえず胴体を作るのは後にして各パーツを組み立て

 

胴体の上下面とエンジン部まで組み立て

 

2基のエンジンノズルとテールコーンを挟むとどうしても尾部が閉じない…

あれやこれやと試行錯誤して無理やり尾部を閉じましたが

結局先頭の写真のようにノズルが曲がってしまいました、次はもっと調整しながら進めないといけませんね

 

失敗したとはいえそこで捨ててしまうのも難なので

とりあえず着陸脚までつけて完成としました

次は気を付けて作りたいですね