Tupolev Tu-126 Moss
ツポレフ設計局 Tu-126 モス 早期警戒機
(scissors and Planes 1:400)
前回のA-50メインステイに続いてロシアの早期警戒機をミニスケールで製作です
なんとなくロシア(ソ連)の早期警戒機というとA-50よりこちらの方がイメージが強いのですが
確認してみると1984年には全機退役済み
原型機のTu-95爆撃機がいまだに現役で自衛隊のスクランブル映像なんかでよく見るので
そっちの印象に引っ張られているのかもしれません
原型機のTu-95…と書きましたが実際はTu-95爆撃機から発展した
旅客機Tu-114が直接の改装元、特徴的な後退翼や二重反転プロペラは共通ですが
主翼や尾翼の付き方は意外とTu-95と違いがある機体です
今もって世界最大級・最速のプロペラ機であるTu-95爆撃機もいずれ作ってみたいですね
先日作ったA-50と並べて、プロペラ機ながら大型ジェット輸送機が原型の
A-50とほぼ同じ(若干大きい)機体、ソ連としては最初の早期警戒機でしたが
電子機器その物の信頼性の低さやレーダー前方をプロペラが塞ぐような形態など
色々問題も抱えていたようです
型紙はA-50に続いてscissors and Planesシリーズの物より
胴体や主翼付け根に大きなバルジを備えていたA-50に比べれば
古い機体な事もあり機体構造はシンプルです
因みにこの時点では胴体の断面を真ん丸で作っていましたが
後で確認すると結構縦長の胴体な事に気が付いて後から矯正することに…
大型のプロペラ機ながらジェット機のような鋭い後退翼を持っているのも特徴
細長いエンジンナセルを取り付け
レーダー類以外の機体のシルエットが大体完成
レドームを作ります
機体下面のセンサー類らしき膨らみを取り付け
残すはプロペラ
4機のエンジンに2重反転プロペラ…と計8枚のプロペラを切り出し
なかなか骨が折れます
スピナーと組み合わせて
機体に取り付けて完成