もがみ型FFM 1:700 (Jシップス 2024/2付録)
先日四日市で見学した護衛艦「くまの」から
丁度タイミングよくミリタリー雑誌「Jシップス」の新刊に
もがみ型護衛艦のペーパークラフトが付属していたので購入・作成しました
雑誌の付録と1:700という(カードモデルとしては)小スケールの関係から
レーダーや兵装などは二つ折り型紙の平面という簡易的な表現になっていますが
特徴的な船体の形状は良く再現されているように見えます
艦載機のシーホークも簡単な形状の物が付属
今回は息抜き的に作ったこともあり大体付録モデルをそのまま組み立てています
(アンテナのみ針金に置き換え)
おなじステルス艦的な平面構成の外観をもつアメリカのズムウォルトと
見た目の方向性は似ていますが武装から運用まで先進的な物を目指しすぎた結果
今日の海軍を取り巻く実態やコスト感から離れた存在になってしまったズムウォルト級に対して
もがみ型護衛艦は運用性・コスト性を重視してこの3年で既に8隻が就役しているお手頃なフリゲートという
対照的な存在です
ちょくちょく艦船モデルのペーパークラフトが付属するJシップスさん
ペーパークラフトが付属するときくらいしか買わない不良読者が言うのも難ですが
これからもこういう付録続けてほしいですね
簡単に製作部分も
先述通り雑誌「Jシップス」さんの付録
A4一枚のシンプルなキットです
実のところJシップス付録のもがみ型護衛艦…としては
過去(2021年2月号)にも当時就役したばかりの「くまの」として
付属した物を作っています
(過去に作ったくまのは何処にしまったか判らなくなってしまいましたが…)
今回の付録は前回の「くまの」に対して
・艦首/艦尾の艦番/艦名表記部分が1~8番艦までの選択式
・ディティールテクスチャの追加
・「くまの」では甲板に印刷済みで処理されていたVLSが別パーツ化して
現状のVLS未装備状態との選択式に
・折線の色が薄く目立たないように改善
など、色々ブラッシュアップされたモデルとなっています
特に折線が薄いのは嬉しいですね、前の「くまの」はあまりに折線が目立つので
取り込んでフォトショップで消して印刷た物を作ったくらいだったので
と言う訳で製作部分は2年前の「くまの」作成の記事と
ほとんど同じ形になるのでさっくりと
艦首部分は艦番が選択式になるので一枚重ねて貼るような形に
今回は5番艦「やはぎ」として作成しましたが
艦番・艦名表記共にほとんど目立つことは無い部分なのが惜しい所
過去の「くまの」の時でも確か思ったのですが
レーダーマスト部を船体に差し込む部分は
干渉が大きい所に強めに差し込む形になってなかなか冷や冷やします
武装、レーダー類は簡単な平面表現
速射砲の砲身は紙のままだと後で反ってしまいそうなので
針金に置き換えました
短波アンテナも同じ理由で針金に
一通り取り付けて完成です
作業してない日も挟みましたが
部品数の少ない事もあって実製造時間は3~4時間ほど
簡易キットだけでなくスケールの大きい本格的なキットとしても
作ってみたい船ですが中々護衛艦は大スケールのカードモデルは
出る機会がなさそうですね












