四日市 護衛艦「くまの」一般公開と四日市博物館 | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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四日市港 FFM-2 護衛艦くまの 一般公開

2024年1月28日

 

再び冷え込みが強くなってきたこの週末ですが

四日市港に入港した護衛艦「くまの」の一般公開を見学に行ってきました

 

会場は四日市港の奥の方のふ頭、徒歩や自家用車での来場は出来ないエリアの為

JR四日市駅の近くの駐車場から運行されるシャトルバスを利用します

公開開始時間の30分ほど前にシャトルバス乗り場に到着しましたが

既になかなかの待ち列、ここからシャトルバスが来る時間までに

更に後ろに伸びていったので早めに来ておいて正解でした

シャトルバスに乗って「くまの」が停泊するふ頭に

 

停泊している「くまの」を前方から

まだ午前9時前という事で朝焼け気味の空色です

 

構造物が船体と一体化して上甲板の通路や装備が露出していない

護衛艦としては目新しい姿の艦です

 
乗船待ちの列から側面を
見事にフラット

ニョキニョキ生えているのは短波無線用のアンテナ

 

「くまの」(もがみ型)の外見でもう一つ特徴的なのが

従来の船のマストに装備されていた複数種類のアンテナを円筒形にひとまとめにした

角のような複合アンテナ

 

待ち行列中の横には艦内の装備の展示など

 

ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」の熊野さんの等身大パネル

護衛艦「くまの」ではなく大戦中の巡洋艦「熊野」のキャラクターです

 

行列も前に進んで「くまの」船体のすぐ前へ

近づきすぎると船というか壁の様相

 

先日の能登半島地震の派遣写真の展示も

 

行列に並ぶこと約40分、ようやく「くまの」に乗船です

 

船尾から乗船してヘリ格納庫の入り口に

 

通路の大部分が船内となっているので

写真撮影ができるのは艦首甲板とヘリ甲板のみ

撮影不可の船内通路を通ると

外観のイメージ反して割とおなじみの装備や雰囲気

一般的な護衛艦の外側に薄いカバーが掛かっているような構造でしたね

 

船内をぬけて艦首甲板へ

 

62口径の127mm砲、ぱっと見でも砲身が長いのが判ります

 

可愛い砲口カバーにクルー帽

 

砲塔の裏には熊野神社ゆらいの八咫烏のマークも

 

再び撮影禁止の船内通路を通って船尾のヘリ甲板へ

もがみ型では対潜ヘリコプターを1機搭載可能

ヘリ格納庫の上に見える対空火器は

見慣れたファランクスではなくてSeaRAM

艦内を一周して下船

 

乗船待ちの列からでは見えなかった艦尾へ

従来の護衛艦では見慣れないハッチ

くまの型護衛艦では従来の護衛艦の任務に加えて

対機雷戦にも対応しており機雷探査・排除用の無人機を運用するためのハッチが設けられています

状況によっては機雷の敷設も行えるようで、省人・省力化された護衛艦とは言え

多岐にわたる任務はなんとも忙しそう

 

自分が来たのは朝一ですが見学時間としてはまだまだ始まったばかり

あとからも続々と見学者が訪れて行列も伸びていました

 

 

後からやってくる見学者と入れ替わりでシャトルバスに乗りJR四日市駅に戻ります

途中川を覗くと立派な鯉がウヨウヨと

四日市港のすぐそばなので海水交じりの汽水域だとは思いますが流石にタフな様子

JR四日市駅に戻ってきましたが

時間もまだ早いのでどこかに寄り道…といってもこの辺りだとあまり見所がなかったので

四日市駅は四日市駅でも近鉄の方の四日市駅まで歩くことに

鉄道では繋がっていませんが

駅前の大きな通りを10分ほど歩くと近鉄四日市駅に

 

近鉄四日市駅のすぐ隣、四日市博物館にやってきました

 

丁度企画展もやっている様子

昭和のくらし展

昭和の生活についての展示に加えて

ペーパーアート作家の太田隆司氏の作品も多数展示されていました

太田隆司氏は書籍を買ったこともあるちょっとしたファンなので

偶然気味ですが作品に出合えてラッキー

紙の質感を生かした色遣いやデフォルメの加減が素晴らしいです

 

ペーパーアートの他は昭和の生活環境や用品の展示解説エリア

 

コレの名前、見たことはあるけど知らず

ダイモと言うのか…今ではテプラに置き換わっていますね

それともまだ使ってるところでは使ってる…?

 

ソノシートなんかは自分でもまだギリギリ懐かしい所

 

シャープのワープロ(書院)も昭和の懐かし家電扱い

流石に平成では…?

 

企画展のフロアを出て四日市博物館の常設展エリアへ

こちらは無料で見学できます

 

施設の前半部では古代から近代までの四日市の発展を

実物大の再現で展示、なかなか力が入っています

 

後半部は悪い意味で四日市がその名前を知られる要素である

公害についての解説展示

公害の原因、背景から

その健康被害と実際の被害例、住民訴訟の流れと今日の対策など

大分力の入った(その分難しい)展示、ガイド員さんの解説も熱のあるものでした

自分の働いている会社も立場的には

公害を出さないように気を付けないといけない側

自分が直接関係する訳でもないですがコンプラは大事です

 

と言う訳で四日市博物館も見学おわり

せっかく四日市に来たので名物のトンテキでも…と思ったのですが

グルメサイトでみたお店は行列が出来ていたので諦めて帰宅しました

 

今年の護衛艦見学は「くまの」からスタート、今年は通える範囲で

どんな船が見れるでしょうか、楽しみです