T-26 (1933),T-26 (1936),AT-1 ,TP-26c
Robototehnik-paper(VK) 1:144
ソビエト軽戦車 T-26(双砲塔型)、T-26(単砲塔型)、AT-1砲兵戦車、TP-26c燃料輸送車
8月ももう半ばを過ぎてしまいましたが
ちまちまと作っていた戦車たちがひと段落したので更新です
ロシアのペーパーモデル作家様Robototehnik-paperの公開モデルより
軽戦車T-26とその派生車両のセットから4両を1:144スケールで作成しました
まずは初期の双砲塔型、歩兵支援用に2基の機関銃を
それぞれ別の小型の砲塔に搭載したタイプ
今回はその双砲塔型でも後期のモデル、火力不足から
片側の砲塔の兵装を37mm砲に変更した車体を作成しました
多砲塔戦車の砲塔レイアウトも色々パターンがありますが
小型の砲塔が横並びするこの様式は何処かユーモラスさも感じます
続いてAT-1砲兵戦車
固定式の戦闘室に76mm砲を搭載した自走砲タイプ
低い車体に大口径の砲、密閉式の戦闘室という
のちのドイツの突撃砲やソビエトのSuシリーズ自走砲に
先駆けた構成の車両でしたが量産はされず試作のみでした
俵型のタンクをそのまま戦車に乗せたような姿が面白い
TP-26c燃料輸送車
戦間期に大量に生産され、戦争が始まったらもう型落ちになっていた
T-26軽戦車、その車体を転用した牽引車や工作車両も数多く作られましたが
TP-26cはその内の試作車両の一つで2000リットルの容量を持つ
燃料タンクを輸送する燃料輸送車でした、こちらも試作のみ
最後にT-26軽戦車としては一番なじみのある45mm砲搭載の単砲塔型
およそ6000両近くが生産されたT-34以前のソビエトの代表的戦車の一つでした
他の戦間期のソビエト戦車と同様
ソビエトによる運用よりも自国戦力が乏しかった
フィンランドなどで鹵獲車両を改造して使い倒した…的なエピソードの方が
多いイメージもあったります
4つ並べて、いずれも基本的には同じ車体
戦前の軽戦車のためⅢ号戦車と比べても一回り小型です
今回製作したモデルは冒頭でも触れましたが
ロシアの作者Robototehnik-paper様より
T-26のバリエーションが色々作れるセットから4車種を選択
型紙は原寸印刷で1:50スケールの物ですが
1:144へと縮小、転輪と履帯は独立したパーツの部品もありますが
縮小率が高いので作りやすさで箱型の簡易表現部品を使います
因みに2枚あるのは1枚目印刷したのがあまりに色が暗かったので印刷しなおしたため…
転輪+履帯に簡易部品を使用するため
製作自体は割とシンプルなのでダイジェスト気味に
車体部分は今回製作の4車両でほぼ共通
At-1は砲塔の代わりに固定式の戦闘室を設置します
続いてTP-26c
何気に一番部品数が多くて細かかったのがこの車両
燃料タンクのマウントやレバー類、消火器など
細かい付属品が多くなっています
ベルトは片方の接続部を接着した後ぐるっと反対側に回して固定
ある意味一番オーソドックスな単砲塔型
同じ車体の4両目ともなると流石に慣れてきます
本当は1両完成するごとに投稿するつもりが結局サボって
まとめての投稿となりました、相変わらず模型に使う時間が減り気味ですが
今月中、もう少し追加で何か作りたいですね