ヤコグレフ Yak-25RV 高高度偵察機 (1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Yak-25RV Mandrake target drone

 (Scissors and Planes 1557) 1:144

ヤコグレフ Yak-25RV 高高度偵察機 演習標的機

 

仕事が押して中々平日は作業が進められなくなってしまいました

なんとかバランスとってやっていきたいですね

 

さて今月に入ってからは東側の機体続き

今回はソ連の偵察機、Yak-25RVです

 

1950年代に配備された後退翼の長距離迎撃機Yak-25の主翼を

長大な直線翼に変更して高高度偵察機へと再設計された機体

 

 

Yak-25迎撃機が60年代後半には全機退役したのに対して

Yak-25RVは70年代まで運用され、冷戦下での情報収集や実験観測に利用されました

 

今回作製した赤いストライプが派手な塗装は
高高度から侵入する敵機への迎撃演習で標的機を務めた機体のもの

冷戦下でのスパイ合戦では高高度に飛来する偵察機に対する
迎撃のシミュレーションは東西問わず重要な案件でした

 

長大な主翼が目を引きますが、主翼以外はほぼ原型の戦闘機のままなので

機体の全長は標準的な戦闘機のそれ

直線翼の主翼に対して戦闘機型の形状そのままの後退角が付いた小ぶりな尾翼が

ややユニークなスタイルです

同じ高高度偵察機と言う事でアメリカのスパイ機U-2ともスタイルが似通っていますが

翼幅が31mを超すU-2に対してYak-25RVは24mほど、二回り程小柄な機体でした

 

バリエーション機の、と言うかこちらがバリエーションですが

迎撃機型のYak-25もいずれ作りたいですね

 

 

型紙はいつものScissors and Planesの物

迎撃機型を含むバリエーションをまとめたバンドルパックを

ecardmodelsで購入です

実機は銀色なので印刷もせめて濃いめのグレーにしたかったのですが

どうにも暖色系の灰色と言った感じになってしまいました、

銀色表現は一度しっかり詰めたいですね

 

胴体はシンプルな葉巻型

先日作ったフランスのボートゥールと同じような構成の機体ですが

こちらの方がストンとした武骨なシルエット

機首のピトー管は以前は最後に取り付けていたのですが

最近は製作中に取り付けています

機首の裏側からもボンドを盛ったりティッシュ等を詰める事で

しっかり固定する事が出来るのがメリットですね

その分製作中に曲げてしまいがちなのは難点ですが…

胴体が出来たら尾翼です

胴体だけなら戦闘機ですが

ここから長大な主翼が付いて偵察機に

エンジンポッド

このタイプの構造はいつも主翼とエンジンのすり合わせに苦労します

 

翼端のカメラポッドは細くてなかなか苦戦しました

 

最後に着陸脚

短くてゴツいメインギアが特徴的です

これで完成

 

5月ももうすぐ折り返しですね

とりあえず今月は飛行機続きで行く方向として

また次に手を付ける大物を考えておきたいですね