ヤコゴレフ Yak-38 "フォージャー" (1:144?) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Yakovlev Yak-38 Forger (fiddlersgreen) 1:144?

ヤコゴレフ Yak-38 "フォージャー"  ペーパークラフト

 

ハリアーで少し失敗したので気分転換に

シンプルなモデルを作製

 

ハリアーと共に世界でも数少ない実用VTOL機の例として知られる

Yak-38フォージャーです(今日ではF-35Bが加わりますが)

ハリアーがジェット排気を偏向出力して垂直離陸を行うのに対して

フォージャーは通常の飛行用と別に垂直離陸用のジェットエンジンを搭載しているのが特徴

このため一見単発機かジェットノズルが2基だか双発か、位の見た目ですが

推進用1基、垂直離陸用2基のジェットエンジン3発機です

垂直離陸の手段としてはシンプルな一方で

垂直離陸用のエンジンは水平飛行中は完全に無駄な重量になるため

燃料や武装の積載量は非常に低く戦闘機(攻撃機)としては

おおよそ実用的と言える水準の機体性能ではありませんでした

 

一方で、当時の冷戦中の西側においてはその性能が未知であった事と

ソ連が当機を配備した空母(キエフ級航空重巡洋艦)の存在を積極的に

アピールしていたことで少なからない存在感を与えていたようです

 

軍用機として満足な性能を持たないながらも

西側へのブラフの役目を果した当機はコードネーム通りのフォージャー(紛い物)でした

 

今回作製の型紙はいつものScissors and Planesではなく

老舗サイトfiddlers greenで購入可能なもの

同サイトの標準的な仕様のアナログ設計のモデルデータ

レトロテイストです

 

部品点数も少ないのでザックリと作製

 

 

細かいディティール類も大体省略されているのでシンプルな外見ですが

Yak-38にはちゃんと見えるので良いでしょう

 

という訳で2時間ほどで完成

ちなみに型紙には1:60スケールと表記されているため

42%縮小で1:144スケール相当としたつもりなのですが

どうも完成品のサイズを測ると一回り小さい様子

型紙のスケール表記がアテにならなかったのか何か別のミスをしたか…

 

スケールはやや失敗しましたが

たまにはこういう古い設計のモデルを作るのも楽しいものです