Sikorsky S-58/CH-34 Choctaw (Scissors and Planes 3870) 1:144
シコルスキー S-58 汎用ヘリコプター 海上保安庁使用 ペーパークラフト
ボリュームのあったJSCのアトランティックコンベアー完成の後と言う事で
暫くは軽めのアイテムを消化していこうと思います
今回作成はシコルスキー社の汎用ヘリコプターS-58
アトランティックコンベアーの積載ヘリで作ったウェストランドウェセックスの
原型にあたる機体です
Aコンベアーの搭載ヘリで散々小さいものを作ったので
普通のスケール(と言っても小スケールの144ですが)の物も作ってみようという選択です
S-58ヘリコプターは同社ヘリコプターのベストセラーS-55の発展型
S-55は従来のヘリではローター基部に搭載していたエンジンを
機首に斜め上向きに搭載する事でキャビンを広く取ることができ
また、エンジン(重心)の位置が低くなったことで安定性や整備性も向上した
画期的な構造のヘリコプターでした
S-55の構造を引き継ぎ、より大型化したS-58はS-55同様
軍・民を問わず多くの国で利用され、日本においても三菱重工が生産した機体を
自衛隊と海上保安庁が利用しました
今回はローターを畳んだ状態で作製、Aコンベアーの積載ヘリを作った時から
この状態で作ってみたいと思っていました
モデルはEcardmodelsで購入したScissors and Planesシリーズの物
割と最近リリースのアイテムです
一度に沢山カラバリが登録された中から海上保安庁カラーが含まれる
バンドルセットを購入、いずれ別のカラーも作りたいですね
製作開始
やはり丸い機首が難物です
胴体の基本部分の上にコックピットを乗せる構造
製作前にはコックピット部より胴体の方が幅広なイメージを持っていたのですが
実機の三面図を見ると胴体幅は意外と狭くコックピット部とは段差がないのが正でした
次に作る機会があったらちゃんと胴体幅のゲージを作っておいた方が良さそうですね
尾翼とテイルローター基部
どちらも接続部が頼りないので取り付け軸を追加します
フレーム状の着陸脚は針金に巻き付けて作成
尾輪も取り付け
メインローターを作ります
各ローターのハブはそれぞれ針金に巻きけて作製
ローター基部の強度の確保の方法に悩んだ果てに
各ハブ基部から伸ばした針金をL字に曲げて束ねてシャフトにする事に
ローターを畳んだ位置にする為にグイっと後方に折り曲げ
力技です、実機の写真を見てもこの辺りのヒンジがどうなっているのか良く判らない…
ハブから伸ばした針金をローターで挟み込んで完成、そこそこ強度が出せました
あとはアンテナ類とテイルローターを取り付けて完成です
この型紙を作るのは初回なので色々試行錯誤したところもありました
別カラーを作る時はもう少しスマートに作れそうですね






















