IAI F-21A ライオン (1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

IAI F-21A Lion USMC VMFT-401 "Black 12"

Scissors and Planes Brent's Repaints 1:144 

F-21Aライオン/クフィル 仮想敵機戦闘機 ペーパークラフト

 

心配していた台風の影響も東海地方ではあまりなく

台風一過の晴天となった週末でした

 

良い天気だったので軽く散歩にも出かけたのですがそれは別の話として

この週末での完成品

israelを代表する戦闘機、クフィルを米国がレンドリースした機体F-21Aライオンです

クフィルがイスラエルの現用語で「若獅子」を意味するのに対応して英語でライオンとなっています

 

米軍が借用と言っても戦闘目的ではなくトップガン等で知られる

空中戦訓練部隊における仮想敵機として

それまではF-5やA-4等を当時の仮想敵機(ソ連のMig-21等)として運用していた米軍ですが

東側の戦闘機の更新に合わせてより高性能な機材が必要になりました

当初は空軍のF-16の導入を予定していましたが配備が遅れその間のポイントリリーフとして

イスラエルからクフィルのレンドリースが決定されます

 

クフィルと言ってもリース時点での現用型であったクフィルC2型ではなく

既に退役していたC1型と呼ばれる初期型の機体

米軍での運用に当たってC2型相当の近代化が行われましたが

クフィルC2型で特徴的なカナードは小型の物になる等、独自の仕様となりました

 

この様にして配備されたライオンは3年程の運用期間の後にイスラエルに返却されます

当初よりF-16の配備までの繋ぎであることは決定事項でしたが

その短期運用のためにわざわざイスラエルからクフィルを借りて近代化してまで利用したというのは

ちょっと政治的な何かを感じたり考えすぎだったり

まぁそれはそうと星条旗の付いたクフィルと言う点で模型的には面白い機体です

 

同じアグレッサー仲間で先日作ったA-4(Mig-19模擬塗装)と

アグレッサー機は塗装が個性的で楽しいですね

 

 

製作モデルはいつも通りのScissors and Planes シリーズより

Ecardmodelsで販売されているリペイント&リデコモデルです

色の暗い方は最初に印刷した物…プリンタの設定が悪かったようです

 

 

先日のグリペンでデルタ+カナード機を作ったので

同じような機体デザインと言う事でクフィルを選択、

また、Twitterで開催されている#トップガン祭りの賑やかしと言う事で

実在の訓練部隊で使用されたF-21Aの選択なりました

グリペンよりは部品点数が多めですが機首~胴体あたりの組立手順は同じ
Brent氏のリペイントモデルは緻密なマーキング表現が魅力的です
自分も素のモデルを作る時はマーキング追加してみようか…資料集めが大変そうですが
 
主翼に骨を入れるのはいつも通り
 
グリペンではカナードにも針金を通しましたが
ライオンのカナードは小さいのでそのまま辺で接着
 
着陸脚を付けて完成です
 
米軍仕様も変わり種で面白いですが
やはりクフィルと言ったら砂漠迷彩のイスラエル機(orエリア88のサキ機)なので
いずれC2型を作りたいですね