Lippisch DM1 / Lippisch P.13a
fiddlers green 1:144 ペーパークラフト
先日スケール計算ミスをしたリピッシュP.13a、1:144スケールで作り直すついでに
その前身のDM-1実験グライダーも並べてみました
ざっくり言えば「胴体=主翼の全翼機が航空機の最も洗練された姿である」という
理念を持ったリピッシュ博士が設計した全翼戦闘機
実機が完成する事はありませんでしたが、戦後アメリカでの模型による
風洞試験ではマッハ2以上の速度においても安定飛行が可能と推測される設計だったようです
オレンジ色のDM-1グライダーはその実験機
P13aで実現しようとした無尾翼デルタ機構造の飛行特性を検証するために
実際に作成、飛行試験が行われました
飛行試験中に終戦を迎えたDM-1はリピッシュ博士と共にアメリカに接収され
アメリカで引き続き研究を継続、コンベア社によるデルタ翼戦闘機シリーズ等に
大きな影響を与えたとされます
モデルはP.13aと同じくfiddlers greenで販売されているデータ
無動力機なのでP.13に輪を掛けてシンプルです
そして誰でしょうこのオッサン
基本部品僅か3パーツ
色がコレなので生八つ橋みたいですね
P.13がスキッド式なのに対して一応着陸脚を備えていたようです
あっという間に完成
返す刀で1:144スケールのP13も作成
やはり前のは小さすぎました
と言う訳で簡単な機体2種でした
P.13ももっと大きいスケールだとまた印象が異なるでしょうか
機会があったら本格的なモデルでも挑戦してみたいですね