川崎 キ28試作戦闘機(1:144) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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川崎航空機 キ28(Ki-28) 試作戦闘機

1:144 ペーパークラフト(Bruno Vanhecke氏作 Scissors and Planesシリーズ№1667)

 

なんとなしに続いている川崎航空機シリーズ

今日完成はキ28試作戦闘機

 

複葉機だった九五式戦闘機の後継機を選定するコンペに川崎航空機が投入した機体

土井武夫技師が主設計を行ったキ5試作機をブラッシュアップしたような航空機です

 
他社のコンペ機に対して速度性能や上昇能力に優れた機体でしたが
運動性を重視した選定基準と高馬力液冷エンジンの信頼性への不安から不採用となりました
 
BMWのエンジンのライセンス生産を行っていた川崎航空機ですが
原型に近いうちは問題とならなかった信頼性は出力向上の発展型となるにつれ低いものとなり
以降、製造所や陸海軍を問わず液冷エンジンには信頼性と整備性の低さの問題が
付きまとう事となります
 
モデルはいつも通りのScissors and Planesシリーズ
日本でもマイナーな飛行機のペーパークラフトを海外のビルダー様が
作ってくれているというのもありがたくも不思議な話です
 
ここ一週間近くは同じシリーズのモデルを作ってるので慣れた物
 
ネットで実機の写真や図面を見て胴体の断面形をイメージしながら製作
 
風防と機首のエンジンのコブを取り付け
前身のキ5より大分垢ぬけたイメージです
 
胴体に針金を通して主翼の芯に
 
着陸脚はスパッツ式、丸っこい形はこのスケールで作るには難しい部分です
 
機首の取り入れ口が少し歪んでる…あとで修正
 
プロペラを付けて完成です
 
キ5と並べて、最初に作ったキ5は胴体の角張り方のイメージが実機と結構違っていたので
機会があったら作り直したいところ
 
これで4機目の川崎航空機、最終的にはキ78(研三研究機)を作る予定…というか
研三を作る準備運動のつもりだったのがえらい回り道をしています
どちらにしても小物の飛行機は気分転換なので気の向くままに作りたいと思います