ladder-23のペーパークラフトとか日記

ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

Sikorsky S-58/CH-34 Choctaw
(scissors and Planes 3861) 1:144

シコルスキー CH-34 チョクトー 米陸軍救難ヘリコプター

 

気が付けば今年も年末、12月となりました

ここ数か月は艦船モデルが続いたので今月は久しぶりの航空機からスタートです

シコルスキー CH-34 チョクトー 米陸軍救難機

とりあえず何から作ろうかな、と言う事で

先月作った装甲艦チョクトーから因んで、同じチョクトーをペットネームに持つ

シコルスキーS-58ヘリコプター、アメリカ陸軍においてはCH-34 チョクトーです

救難塗装の米陸軍CH-34チョクトー模型

丸い機首とずんぐりとしたシルエットが特徴の戦後初期のヘリコプター

機首に星形空冷エンジンを斜めに搭載するという大胆なレイアウトにより低い重心と広いキャビンを実現し

多くの国で運用されたベストセラー機でした

Sikorsky CH-34 チョクトー救難ヘリコプター模型

日本でも自衛隊や海上保安庁で利用された機体、昔の邦画などで見た事あるという人も居るかもしれません

今回は白い機体と赤十字が特徴的な米陸軍の救難機塗装の物を製作しました

シコルスキー CH-34 チョクトー救難機模型

 

 

いつものscissors and Planesシリーズから、実はS-58ヘリコプターは以前にも

海上自衛隊機を作っているので2度目ですが前回の事もすっかり忘れて航空機も数か月ぶり…とリハビリ状態

Sikorsky CH-34 チョクトー 米陸軍救難機模型

 

一番の難所、かつ目を惹く部分の丸い機首から

CH-34 チョクトー 米陸軍救難機デカール

Sikorsky CH-34 チョクトー模型パーツ

機首は丸いけど胴体部分はほぼ長方形…と言う変化が面白くも難しい所

Sikorsky CH-34 Choctaw 米陸軍救難機模型

機首が出来

Sikorsky CH-34 チョクトー 米陸軍救難機

胴体後半部を作っていきます

CH-34チョクトー救難機ペーパークラフトCH-34 チョクトー救難機モデルパーツSikorsky CH-34 チョクトー 米陸軍救難ヘリ模型

三本の支柱で支持された着陸脚

Sikorsky CH-34 チョクトー 米陸軍救難機

Sikorsky CH-34チョクトー模型、米陸軍救難機

CH-34 チョクトー救難ヘリコプター模型

尾輪もつけて自立できるようになりました

CH-34チョクトー救難ヘリコプター模型

最期にローターを

Sikorsky CH-34 チョクトー救難ヘリペラ模型

CH-34 チョクトー 米陸軍救難機模型

以前に作った時には結構ハブに各ローターを固定する方法で悩んだのですが

結局紙位の軽さなら瞬間接着剤をしみこませてカチっと固めるのが手っ取り早いですね

Sikorsky CH-34 チョクトー米陸軍救難機模型

と言う訳でローターもつけて完成です

Sikorsky CH-34 チョクトー救難ヘリ模型

大きなものに手を付けて年を跨いでしまうのも締まりが悪いので

今月は残りは細かい物を消化していきたいと思います

 

 

愛知県瀬戸市定光寺 旧国鉄中央線 愛岐トンネル群 

秋の特別公開 2024年12月6日(土)

 

毎年恒例となっています春日井の愛岐トンネル群の公開日

今年は11月末から12月7日までの期間でしたが、最終日直前の6日に行ってきました

愛岐トンネル群紅葉と散策

 

去年の秋の大混雑の記憶からちょっと早めに到着の定光寺駅

定光寺駅に停車中の列車とホーム

とは言え結論から言うとこの日の来場者はそれほど多くなかったように感じました

晴れ間に恵まれなかった期間の晴れの日だった去年訪れた日に対して

今年は週末に天気が良いのが続いたので分散したのかもしれませんね

愛岐トンネル群 秋の渓谷と紅葉

 

しばし待った後に入場

愛岐トンネル群の秋景色と人々

愛岐トンネル群 旧国鉄中央線 ライトアップ

 

新し目の落ち葉に覆われた濡れた地面、こちらの方では昨晩雨が降ったようです

定光寺の廃線路、紅葉と石畳

と言う訳で紅葉もやや終わりかけの廃線路を歩き

愛岐トンネル群 紅葉 散策路

流石にもうトンネルの中はひんやり冷たく

トンネルから見える紅葉と人々

時期が良ければ燃えるような紅葉を見させてくれる大モミジもほぼ丸裸

定光寺の紅葉と大モミジ

SNSで前日の来場者の写真を見るとまだ紅葉が残っていたので本当に前日の夜に一斉に落葉してしまったようです、残念

旧国鉄中央線 愛岐トンネル群 紅葉

大モミジは残念ですが残る紅葉を楽しみながら先へ先へ

愛岐トンネル群紅葉散策、秋の瀬戸定光寺

トトロの置物と秋の紅葉

愛岐トンネル群の紅葉とモミジ

日陰を見ると霜が降りている様子も、どうにて寒いはずです

霜をまとった紅葉、定光寺の秋

旧国鉄愛岐トンネル群の作業用車両

早く来たのでマルシェ駅のお弁当販売もまだ始まっておらず

定光寺駅周辺の紅葉とマルシェ

5号トンネルを抜け

愛岐トンネル群 5号トンネル入口

愛岐トンネル群 秋の紅葉と廃線路

赤レンガ広場もまだステージイベント開始前

混むのを避ける為と早く来ましたがイベント類を楽しむにはあまり早く来るのも問題ですね

愛岐トンネル群 秋の紅葉と散策路

最も長い6号トンネルへ

愛岐トンネル群 紅葉と廃線路

内部で大きく曲がっている6号トンネル、入り口付近はまだ明るいですが

愛知県瀬戸市定光寺トンネル 内

少し奥に入ると真っ暗です、今回は懐中電灯も忘れたのでスマホのLEDがたより

愛岐トンネル群、妖怪ライトアップ

今年も妖怪達のライトアップ

愛岐トンネル群 妖怪ライトアップ

トンネル内の黒猫ライトアップ

愛岐トンネル群、旧国鉄中央線、ライトアップ

6号トンネルを抜け

旧国鉄中央線トンネル出口から見る人々

愛岐トンネル群、廃線路のトンネル入口

折り返しの県境に到着

愛岐トンネル群の案内看板と県境駅表示

古虎渓駅に通り抜けできるようになる日は来るのかしらん

愛岐トンネル群の赤い橋と紅葉

県境で一息入れたら復路です

愛岐トンネル群、オレンジの苔と廃線路

再び6号トンネルを戻り

愛岐トンネル群の妖怪ライトアップ愛岐トンネル群、紅葉の廃線路

ステージではアルプホルンの演奏準備、ただ開演までにはやはり時間があるようなので

今回は待たずに帰り路に

愛岐トンネル群でアルプホルン演奏

玉野古道へ抜けるモミジ山の散策路へ

愛岐トンネル群 紅葉の遊歩道

廃線路沿いの紅葉は終わりかけでしたがこちらの紅葉は丁度見頃でした

愛岐トンネル群の紅葉と遊歩道

定光寺の紅葉、愛岐トンネル群の秋景色

モミジ山の散策路をぐるっと回り

定光寺の紅葉、愛岐トンネル群

空を覆う紅葉の赤

愛知県定光寺の紅葉と秋の愛岐トンネル愛岐トンネル群、紅葉の木々

大モミジが落葉してた時はどうなる事かと思いましたが

しっかり紅葉を楽しむ事ができました

愛岐トンネル群 秋の紅葉と遊歩道

川沿いに降りて復路の玉野古道

愛岐トンネル群 紅葉と渓流の散策路

日陰の草むらは霜が残っています

定光寺の廃線路、霜が降りた草道

愛岐トンネル群の暗渠(下部)

暗渠の中もひんやり冷たく

愛岐トンネル群、水路とレンガのトンネル

上から「中に人がいる」なんて指差されるのも定番

愛岐トンネル群の壁、苔とレンガ

愛岐トンネル群:内部から外を見る

鉄橋の下を行き

愛岐トンネル群 紅葉と橋

いったん往路と合流、日が高くなり大モミジ広場にも人があふれています

愛岐トンネル群 紅葉と廃線路

来年は紅葉が残る姿を見るぞと心に誓い

愛岐トンネル群 廃線路と紅葉

去年みたいに朝一から人が多かったわけではないですが

やはり続々と人がやってきていて

愛知県瀬戸市定光寺の紅葉と愛岐トンネル群

旧国鉄中央線定光寺橋と秋の紅葉

河原から定光寺駅へと帰り道

定光寺の紅葉と川景色

愛岐トンネル群の川と紅葉

定光寺駅へと戻ってきました

定光寺駅と中央線愛岐トンネル群の秋景色

帰りの電車にのって

定光寺駅、愛岐トンネル群、紅葉

千種駅で立ち食いきしめんを頂き帰宅です

牛肉とネギの煮込みうどん

今年は最終日間際と遅めの訪問、公開期間自体も去年より遅めの期間だった事もあり

モミジは一部終わり掛けだったのが少し残念でしたね、急な冷え込みや雨など予想できない要素もあるので

来年は出来るだけ早めに来ることにしたいと思います

 

 

 

USS Choctaw

(Heinkel Models / Modelarstwo kartonowe) 1:200スケール ペーパークラフト

アメリカ合衆国(北軍) 装甲艦 USSチョクトー

 

11月いっぱいをかけて製作していた、アメリカ北軍の装甲艦「チョクトー」が完成しました。
USSチョクトー 1:200 ペーパークラフト模型

モチーフとしては今回が初めての製作になる南北戦争時代の装甲艦、外輪船型の軍艦も初めての製作となります。
 

 

USSチョクトー 1/200ペーパークラフト模型
南北戦争の軍艦といえば、北軍の砲塔式装甲艦「USSモニター」と南軍の装甲艦「CSSヴァージニア」による史上初の装甲艦同士の戦闘が有名ですが、今回製作した「チョクトー」は、それとは異なる戦場であるミシシッピ川戦線において、北軍が運用していた河川用軍艦の一隻です。
 

 

南北戦争 北軍装甲艦 USSチョクトー模型
工業化と自由経済を推進する北部と、奴隷制を基盤とした大規模農業を主とする南部との対立から始まったアメリカ南北戦争、

アメリカ大陸を南北に貫くミシシッピ川は、物流の要所として戦略的に重要であり戦争の主要な戦場の一つでした。
 

 

USSチョクトー1856 ペーパークラフト模型
そんなミシシッピ川戦線、南軍は河川の要所に拠点を築き北軍の進軍を阻止しようとしましたが、北軍は上流で建造した軍艦を用いて、次々と流域を制圧していきます。

「チョクトー」も、そうした戦線のために投入された艦の一つですがこの艦は最初から軍艦として建造されたわけではなく、もともとミシシッピ川で運航されていた河川客船を購入・改造したものとされています。

軍艦時の無骨な外観からは客船時代の姿は想像しにくいものの、同時代の河川軍艦としても大きい全長80メートルというサイズには納得のいく背景ですね。

 

南北戦争 北軍 装甲艦 チョクトー 模型

外輪式の河川艦であるため、喫水が浅く、平坦な船体形状は鉾の穂先を思わせる印象。
 

 

南北戦争 北軍 装甲艦 チョクトー ペーパークラフト
ミシシッピ川流域での水上戦では、工業力に勝る北軍が概ね優勢であり、「チョクトー」についても特筆すべきエピソードは見つけられませんでしたが、北軍の勝利まで無事に戦い抜いた艦であったようです。
 

 

 

USSチョクトー ペーパークラフトキット
今回製作したキットは、Heinkel Modelsというデザイナーによるもの、メーカーとしても今回が初めての製作となります。

いくつかのオンラインショップでダウンロード購入が可能ですが、今回は印刷の手間がかからない物理版を購入しました。

南北戦争の軍艦は以前から興味があり特にシルエットの面白そうなこのキットを購入していたものの、なかなか着手できずようやくの製作です。
 

 

USSチョクトー ペーパークラフト完成品と型紙
スケールは1/200、軍艦模型としては大きめ…カードモデルとしては割と標準。

実艦が約80メートルあるため、完成品も約40センチとなかなかの存在感。

キット自体は比較的初心者向けの構成かと思われます、外輪部分は装甲から露出している部分のみの再現、砲郭内部も省略されており砲身のみの表現。見えない部分の作業が簡略化されているため、組み立てやすい印象を受けました。
 

南北戦争 北軍装甲艦チョクトー模型
普段製作している軍艦とは異なる時代・形式の艦船で、いろいろ新鮮な製作でした。

この時代の船も1隻だけでは少々物足りないので、機会があれば同スケールで他の艦にも挑戦してみたいですね。やはりこの時代代表格「モニター」と「ヴァージニア」はいずれ製作してみたい物です。