LADです。台風7号は、関東地方への影響は、少なくなりましたが近畿、東海地方の方は、お気をつけ下さい。午前中は、けぶって前も見えないほどのゲリラ豪雨のあと、一転して青空、ですが、にわか雨が降るという、本当に、天気がコロコロと変わる一日でした。
自閉症の子は、予定変更が苦手です。スケジュールと違うことが、急に入ってくると、癇癪やパニックを起こす子もいます。
自分の不安な気持ちを紛らわせるために、人にあったたり、常同行動に出る子もいます。
息子も、小さい頃は、予定が変わると、怒ったり、叫んだり、逃げたり、床に寝転んだり、地面に額を打ち付ける自傷行為があったので、本当に困りました。
先日、ブログに書きましたが、予告や代替え案の提供で、口頭のみで、予定変更を受け入れられるようになっています。
では、どのように、予定変更を受け入れられるようになってもらったかを、書きたいともいます。お子さんによってタイプが違うので、当てはまらないこともあるかと思います。
≪予定変更を受け入れられるようになるためにしたこと≫
○スケジュールと使って予定を伝える
→嫌なことでなく、楽しいこと、本人が気にしていることから始める
○始めと終わりをはっきりさせる。段々と長く作業できるようにする。
→本人に見通しを持たせる。集中力を継続させる力を養う
○親の気分で、基準をかえない。いつも同じ基準で子どもに接する。
→夫婦のすり合わせをきちっとしておく。
○小学校4年生までの漢字を覚えてもらい、文章が書けるように練習
→文字が書けると、自分でスケジュール管理ができるようになる。スケジュール変更をされても、自分でメモやスケジュールを書き換えて、気持ちの切替ができる。
○予定変更した場合、必ず変更後の予定を遂行する。体験させる。
→嘘をつく人は、信用してもらえない。信用のない人からの予定変更は、受けれてもらえません。
○予定変更の時には、毎回なのか、毎日なのかが分からないと不安にさせるので「今回(今日)は、特別」という、言葉を覚えてもらった。
→今日だけのこと、1回だけの変更なら、受け入れてもらいやすい。
以上、気を付けて、小さい頃から息子に教えてきました。療育先や学校などにも、親が育てたいことを伝えて、協力していただきました。
「予定変更」ができると、本人も、親も楽になります。
【今日のいいとこ探し】
自分の誕生日に、何を食べたいかリクエストを聞いたら、「パエリア」というので、具材を聞いたところ、シーフードに、厚切りベーコンだというのです。
ですが、普通のお米のパエリアでなく、パスタパエリアだというので、何故かと聞いたら、「○○ちゃん(妹)が、パスタの方が好きだから・・・」と、自分の誕生日メニューなのに、好き嫌いの多い、妹のことを優先してくれました。
優しい、お兄ちゃんです。
追伸
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