娘の成長を感じた1日 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中に会議、午後娘のバレエの発表会でした。分刻みのスケジュールでしたが、夕飯、娘のリクエストで焼き肉食べ放題に行って、エネルギーチャージしてきました。

 

今日は、娘のバレエ教室のミニ発表会でした。市のホールを使って4年ぶりの開催でした。今回は、出番が多いので大変だといっていましたが、どの役もしっかり踊れていました。

 

以前は、観ていると、踊りを覚えていなかったり、なんだか足元がフラフラしていたり頼りなかったのですが、センターで踊ることもあり、小さい子グループの補佐的立ち位置だったり、上の先輩の袖を任されたり、なかなか忙しそうでした。

 

一番の成長を感じたのは、幼稚園生や小学生のお世話をしていたことです。そでから出るタイミングを計って、背中を押したり、飛び出そうとする子を、抑えたり、他人を思いやれる「ゆとり」を持っている娘を見ることが出来ました。

 

不安で、出るのをためらっている子に、寄り添って、声をかけたり、その子が困らないように、衣装替えをこっそり手伝ったり、いろいろ裏方でフォローをしていたと、聞きました。

 

娘も小さい頃、不安で不安で、発表会出たくないと駄々をこねた時期がありました。その時に、大学生のお姉さんが、優しく声をかけてくれて、気持ちを盛り上げてくれました。

 

今は、自分がその立場になって、恩返しをすることが出来たようです。

 

バレエ教室は、先生の理解があり、娘の特性を、個性として素のまま受け入れてくれる、とても居心地がいい場所です。そういう安心基地だからこそ、周りの子のことを、気遣かえたのだと思います。

 

小学校の高学年、中学校と、娘が「黒歴史」とよくいうのですが、同級生とうまくやれなくて、苦しんだ時期がありました。その後、インクルーシブ教育に理解のある高校で、一緒に過ごす仲間が出来て、自己肯定感をあげることができて、今にいたっています。

 

 

本人を受け入れる環境があるのは、本当に大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

妹のバレエの発表会、「無理に行かなくていいよ。家で留守番していたら?」と言ったら、「家族ですから、観に行きます」と言って、張り切って会場に行った息子。

 

始まってすぐに、うとうとと居眠りを始めて、自分の知っているミッキーマウスマーチが流れるまで爆睡。途中で起きて、焦っていました。

 

妹に、素直に「始め寝ちゃったごめん」と、謝っていました。そして、気持ちだと、ちゃんとご祝儀渡していました。しっかりお兄ちゃんです。

 

追伸

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