LADです。今、アメリカが、中国の気球を撃墜したあと、未確認飛行物体をさらに3件撃墜したと、ニュースでやっています(カナダを含む)
その3件は、中国の物であるという確認が取れていないそうです。SF的な発想なのですが、中国が送り込んだものでないとすれば、宇宙人のUFOということはないのでしょうか。もし、撃ち落としてしまったら、たいへんです。すごく、気になっています。
日本が、国連から障害者に対して「包括的性教育」をきちっと行うよう勧告されているということを、昨日のブログに書きました。
実際に、障害のある子に対して、どういう性教育が行われているかということも、新聞の載っていました。
実は、障害のある子への性教育は、ある事件があり、とてもタブー視されているのです。
それは、2003年に起きた事件です。「東京都立七生養護学校」の性教育実践が、都議会議員から、「不適切、「過激」なとと非難され、当時の校長や教員が処分されたのです。
「こころとからだの学習」と、銘打たれたその授業は、知的障害のある子どもたちに、性教育をわかりやすく教えるために、養護先生を含め先生たちが、親御さんと話し合い、準備をして行ったものだということでした。
実は、この授業をしようというきっかけは、養護学校の在校生の男女が性的関係をもってしまったということでした。障害のある子にも、わかる性教育が必要だということから、授業が始まったそうです。
歌や人形を使って、体のプライベートゾーンの名称や大切さ、性交によって赤ちゃんが生まれてくること、生まれた赤ちゃんをどうお世話するか等をわかりやすく教える授業だったそうです。
都議の告発から、マスコミもこれをとりあげ、障害者教育の場での「性教育」の扱いは、タブー視されました。
しかし、のちに裁判(最高裁までいく)で、校長の降格処分は、重すぎると判断され、教員たちへも、「教育現場への不当介入により精神的苦痛を受けた」ということで、慰謝料が認められました。
ですが、障害者教育の現場では、「性教育」は、とてもデリケートな問題になりました。取り上げることを、ためらわれるようになってしまったのです。
ですが、最近では、国連からの指摘があったからでしょうか。小学部から、性教育の授業を始めている支援学校も出てきているそうです。
息子の通っていた小学校では、支援級で、プライベートゾーンのことや異性の体の成長の違い、お互いを尊重することなどを、時間をとって説明してくれました。
養護学校でも、保健体育の時間に、本での知識の他に、養護の先生が、男女を分けて、体のこと、生理や射精のことなど、具体的に話をしてくれました。
男子は、痴漢と間違われないように、女子との距離感や、むやみに匂いをかがない、触らないなど、具体的な話があったようです。
被害者にも加害者にもならないように、子どものうちから、性教育について学校で教えてもらえるといいと、改めて思いました。
【今日のいいとこ探し】
朝食に、シチューを出したら、息子がおしゃれに食べていました。食パンの耳だけ食べて、残りのパンをシチューに花びらのようにトッピング、誰に教わったのでしょうか。優雅な朝食に見えますね。