「障害のあるの子への包括的性教育」とは・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LAD}です。今日は、娘に誘われて、久しぶりに、レジンでマスクチャームを作りました。友人や親せき、勉強会の講師をしている先生などにプレゼントします。100均で、ヘアゴムパーツも売っているのを娘が教えてくれたので、自分用に、ヘアゴムも作りました。

 

 

日曜日の朝日新聞の朝刊に、「心と体学ぶ 障害のある子への性教育」という記事が出ていました。

 

国連の障害者権利委員会が、昨年9月に、日本政府に対して、障害のあるすべての子どもや大人に質の高い「包括的性教育」を行うことを求める勧告を出したそうです。

 

「包括的性教育」とは、月経や射精の仕組みといった生殖に関することだけでなく、人権尊重を基盤に、健康やジェンダー病棟、人間関係など、幅広く性を学ぶ教育のことをいいます。

 

国連教育科学文化機関(ユネスコ)などが、作成した「国際セクシュラリティ教育ガイダンス」では、包括的性教育を推奨し、年齢ごとに学ぶべき目標が示されています。

 

では、日本はどうでしょうか。知的障害特別支援学校(320校)の先生1600人(有効回答518人)に調査したところ、「知的障害児に性教育・セクシュアリティー教育は必要」と答えたのは、9割だそうです。

 

ですが、実際に授業経験がある人は、3割弱という結果になったそうです。さらに「将来、授業をしたい」と、回答した先生は3割弱だったそうです。

 

なぜ、実施できないかという問いに、子どもたちが「恋愛や交際を扱う発達段階にない」、「学習展開の難しさ」、「ノウハウがない」ということを答えたそうです。

 

特別支援学校で、包括的性教育が広がる為には、、教育研修などの機会が保障され、指導法やテキストの開発が進む必要がある」と締めくくられ居ました。

 

親が教えるのは、なかなか難しいので、養護学校の高等部で、本人の理解力の合わせて、正確な知識を教えてもらえるといいと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

見慣れないピンク色の色鉛筆が3種類、息子の座るテーブルに置いてありました。何を描くのに使うのかと聞いたら、今描いている、キャラ鉄の絵用だというのです。

 

女の子のドレスが、同じピンク色にならないように、買い足してきたそうです。なかなかの力作になりそうな予感です。

 

追伸

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