小学校入学までに、身についているといいこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。子どもの頃にやっていたアニメのトークショーが4月にあるという情報が入って、そのチケットの抽選用のハガキを、主人と書きました。主人も私も、家族そろってアニメ好きです。

 

付き合い始めた頃、結婚した当時の話にもなり、ちょっと懐かしい気分になりました。トークショー、当たったら、うれしいです。以下、お宝のフィギアです。

 

 

4月から、小学校入学の親御さんから、何を身につけていたらいいか、息子の時の経験でいいので、教えて欲しいとお願いされました。

 

同じ小学校の支援級ということで、お子さんによって違うと思いますが、参考までにとお伝えしました。

 

○ランドセルが背負える(嫌がるので、リュックではダメかと学校に掛け合いましたが、ランドセルが必須でした)上履き袋、手提かばんをもって、通学できる。中身が入ると結構重くて、嫌がるので、たいへんでした(捨ててきてしまう)

 

○名前が書ける。汚くても、小さくかけなくてもいいので、自分の名前を書く機会がおおいです。教科書やテストプリント、図工の工作や絵などにも名前をかきます。息子は、ひらがなとしてでなく、記号や絵のような感じで、名前を書いていました。

 

○15分間、座って人の話が聞ける。支援級だと、ぶっ通しでの授業は少なく、課題ややることをかえてやってくれると聞いていたので、学校の授業は、45分間なので、それを3コマにして、15分我慢できれば、身につくものも多いと考えました。

 

○トイレや水を飲みに行くときなど、行先を告げられる。いきなり教室をでていったり、校庭から居なくなると先生がこまるので、どこかへ行くときは、必ず行先を告げるよう、家でも練習しました。

 

○外から帰ってきたら、必ず手洗いうがいを習慣にしました。息子が小学生の頃は、コロナではありませんが、衛生面と、将来の清掃や食品の仕事につくには、とても大事なスキルです。

 

○他人のマネが出来る。「模倣」と言って、人の動作や言葉を真似る力があると、勉強やルールを理解するのに、とても役立ちます。意識して、「同じ」という言葉の概念を作らないと、自閉症の子は、なかなか模倣できません。

 

○交通ルールを守れる。危ないことをしない。危険回避能力を身に着けてもらう。車道に飛び出さない、信号を守る。横断歩道を渡るなど、基本的な交通ルールを守れないと、通学などが出来ない。

 

勉強や係のことなどは、他の1年生と一緒に、ゆっくりしたペースで、楽しく教えてもらえます。親は、子どもが安全に、落ち着いて学校で学べる下準備をしておけばいいのだと思います。

 

息子の時は、入学までに出来たこと、出来なかったこと、それぞれありました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、雪の予報がでていて、心配な息子。「雪だったら、車で駅まで送って欲しい」と、お願いしてきました。天気予報を見ながら、「帰りも、ダメかもしれないから、迎えに来て欲しい」と、追加のお願いをしてきました。

 

ずいぶん先のことを、見通せるようになってきたことに、成長を感じました。

 

 

追伸

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