小学校入学前にやっておくといいこと ~その1~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。近所のお庭で、ボケの花が満開でした。きれいな花なのに、何故ボケというのでしょうか。不思議です。

 

 

4月から小学校の支援級に入学するお母さんから、相談がありました。入学前の春休み中にやっておいた方がいいことを聞かれました。

 

お子さんの状況や理解力によって何をすればいいのかが違ってきますが、息子の時のことも含めてアドバイスしました。

 

通学のことは、2月のブログで書いているので、そちらを読んもらいました。実際に、通学路をランドセルをしょって歩く練習をするといいというものです。

 

○名前をひらがでいいので、油性ペンでかけるようになっておく

→小学校は、プリントや学習教材が配られると、みんな同じなので、その場で名前を書くように、お道具箱に、ネームペンを入れてあります。自分の物に、自分で名前が書けるように練習しておきましょう。鉛筆とペンは、だいぶ違います。練習が必要です。

 

○自分の持ち物が、ランドセルやカバンに入れられるようにする

 

→自分の持ち物かどうか、区別が付けられるようにしておく。結構、他人の上履き袋や傘、プリントをもってきてしまうことがあります。ひらがなが読めるなら、名前が書いてあるか、確認してからもって帰る癖をつける。文字の読み書きが心配なら、同じマークのシールを貼る等。

 

○椅子に座っている練習

 

→最初は、1分から、それを5分に、それを15分まで我慢できるようにする。1年生は、定型発達の子も45分間じっとは、座っていられません。なので、1年生の授業は、最初の15分で、先生の話を聞き、次の15分で、実物を見ながら体験しながら学び、その後に、プリントやノートをとる時間という風に、飽きないように、授業内容が工夫されているので、大丈夫です。

 

○困った時に、自分からヘルプがだせるようにする

 

→学校は、子どもの数が多いので、自分からヘルプが出せないと、そのまま放置される可能性があります。困った時に、学校なら、担任の先生もしくは自分が好きな先生に相談すればいいことを教えます。実際に親が付き添いをしている時に、担任の先生に、「学校で、息子が困った時に相談に来ます」とお願いするといいと思います。子どもの前ですることによって、困ったら先生に相談すればいいということが浸透すると思います。

 

今から出来ることを、練習し、準備しておくことが大事だと説明しました。さっそく、いろいろ試してみるとお返事をもらいました。少しでも力になれてよかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

もうすぐ、3月のダイヤ改正です。自分のいつも乗っている電車と同じ時間の電車が無くなります。

 

何時の電車に乗ればいいか、会社までどのくらい時間がかかるのか、自分で調べて、いくつか候補をあげていました。

 

息子が「鉄」で、よかったと思う瞬間です。

 

追伸

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