LADです。今日は、実家のジャガイモ掘りの手伝いに行ってきました。暑かったです。15キロコンテナ3箱、大収穫でした。ネズミの様な、こんなかわいいジャガイモを発見しました。自然の不思議です。
このところ、いろいろ聞かれる機会が多くて、就学相談のことばかりですいません。
養護学校と、地域の小学校の支援級、普通級のそれぞれの特徴を聞かせて欲しいと相談がありました。入学資格やそれぞれの具体的な支援内容をあげてみます。
≪養護学校の小学部≫
・募集人数が少ないので、療育手帳A判定の子が優先になっています。
・住んでいる地域に養護学校があることは少なく、近所に友達が出来にくい。地域とのつながりが、薄くなりがち。
・身辺自立(トイレトレーニング、着替え、食事等)を、きちっと教えてもらえる。
・個別指導計画を立てて、それにそって授業や支援をしてもらえる。
・先生の人数が多いので、手厚い支援が受けられる。障害特性に理解のある先生が多い。
・クールダウンのための部屋や体幹を鍛える、室内運動スペース等の設備が整っている。
・ワークシステムやスケジュールを使った、構造化、視覚化された支援が受けられる。
・定型発達の子とのふれあいが無くて、刺激が少ない。お手本となる同世代が少ない。
・集団生活や団体行動の規模が小さい。自分に合わせた支援が多くなるので、高等部卒業後、社会へ出るときに、進路の選択肢が狭くなる。
《小学校の支援級》
・学区の小学校に必ずあるわけでは無いので、兄弟と別な学校になったり、親が、遠くまで送迎しないといけない。
・学校によって支援にばらつきはあるが、個別支援を受けられる。7,8人に1人先生がつくので手厚い。場合によっては、ヘルパーがつく。
・トイレ指導や衛生管理という身辺自立に関する支援がもらえる。また生活力をつける支援級オリジナルな授業もしてもらえる。
・交流という形で、普通級(親級・交流級とも呼ぶ)の授業に参加出来る。多いのは、給食、体育、音楽、図工、生活から、個々にあわせて参加。国語、算数は、支援級という場合が多い。
・交流級にも、椅子、机を用意してもらえる。下駄箱は、学校によっていっしょだったり、支援級は別にあったりする。
・連絡帳を毎日書いて提出。その分、学校での子どもの様子が分かる。
・成績が付かない。文章での評価になる。個別指導計画をつくってもらい、それに沿って、勉強や支援を受ける。
・交流級のクラス名簿にも、名前が載る。出席番号がある。
・住んでいる地域で、友達、顔見知りが出来る。親同士のつながりも、支援級・交流級に出来る。
・自立登校出来るようになるまでは、親が行き帰り付き添いをしないといけない。放課後デイサービスを利用すると、放課後、学校まで迎えに来てくれて、家まで送る、送迎サービスが使える。
・いじめや、からかいなどの、対人問題に、先生が介入してくれる。交流級では、支援級から来ているということで配慮してもらえる。交流級が辛ければ、支援級に避難できる。
≪小学校の普通級≫
・40人クラスが多い。その中で、先生の一斉指示で動かないといけない。動けない子は授業についていくのがきつい。
・個別の配慮は、お願いすればある程度してもらえるが、先生の技量、クラスのメンバーにより難しい。支援を手厚くしてほしいなら、支援級への移籍を打診されることもある。
・時間割の変更や明日の持ち物などを、連絡帳に書く。プリントやテスト名前を書いたり、ノートをとる、白テストを受けるなど、書字がある程度できる事が前提。
・いじめや、からかい、はぶきなどにあいやすい。対人面でのトラブルに、原則自分で対応しないといけない。先生やヘルパーの居ない、子どもだけの時間が多くなるので、トラブルにあいやすい。
・成績がつくので、中学受験などの進路の幅が広がる。
・同級生の定型発達の子と一緒に勉強、活動するので、お手本になる同世代がいつも身近にいる。
・住んでいる地域で、友達が出来る。対等な関係。放課後、子どもだけで遊ぶ。親同士のつながりも出来る。
・PTA役員や地区役員などの免除配慮が無く、担わないといけなくなる。
・親が就労している場合は、学童に入れる。放課後デイサービスも利用できる。
以上です。
それぞれに、メリット、デメリットがあります。実際に、見学をして、気になることがあれば、そこで質問をしてみましょう。
あとは、出来れば実際に通っている人から、情報をもらうといいです。
子どもの性格や順応性、今の時点で取得しているスキルを見極めて、一番合うと思うところを選ぶことが大事だと思います。
【くすっと、コーナー】
マクドナルドの新しいメニュー「シャア専用マック」の宣伝を見た息子。ガンダムは知らなかったのですが、何かつぼにはまったようで、「なぞなぞだすね」と言われました。
「シャアが好きなポケモンは?」
いきなり聞かれて「???」な母に、「答えは、アーボック、シャア!というでしょう」と、どや顔で言われました。息子は、シャアと言えば、蛇型のポケモンの鳴き声だったようです ( ´艸`)
追伸
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