LADです。実家の庭のハクモクレンにもう花芽が出ていました。咲くのは、3月ですが、準備はもう整っています。春は、そこまで来ていますね。
通学通勤練習の、バスや電車について、書きたいと思います。将来的には、自立通学・通勤を目指して、それまでに必要なことをあげておきます。
義務教育が終ると、家から離れた養護学校や就労で、バスや電車に乗ることがあると思います。その時に、何が出来ないといけないのか、獲得しないといけないスキルや練習方法などを載せたいと思います。
≪必要なスキル≫
○電車やバスに、乗ることが、苦痛でない。聴覚過敏や、通勤ラッシュなどで人との接触があることが、ダメな子もいます。
○携帯電話が自分で使える、管理ができる。緊急事態時に連絡しないといけないですし、運行状況の確認、Googleマップや経路検索などにも必要です。
○「PASMO」や「Suica」などの交通系ICカードの管理、使用、チャージが自分で出来る。スマホでも、定期代わりにできます。
○電車やバスの中、駅で、人に迷惑をかけない、自分の身の安全が確保できる。例、大きな声で独り言を言わない。駅や階段で爆走しない。座れなくても、イライラしない等。
○公共の場での、ルールが守れる。例、並んで乗車できる。車内でマスクができる。人に近づきすぎない。むやみに人の持ち物や髪にふれない。
○電車やバスの中で、緊急事態になっても、パニくらず、動くまで待てる。親や会社に、自分で連絡ができる。
○電車やバスが好きでも、見続けない。目的地に、時間通りいける。
○困った時に、駅員さんや他人に、ヘルプが出せる。
≪練習方法≫
○普段の生活で、交通系ICカードの使い方や公共場所でのマナーは、練習できます。必要になる前、小学生くらいから、意識してスキルを身に着けさせておくといいです。
○平日、実際に乗る時間、乗る電車やバスに、親子で乗ってみる。通勤時の混雑を経験しておく。すきすきの電車に乗れても、人が密集してくっついてしまう満員電車には、乗れない子もいます。
○満員電車に慣れるには、どの区間、どのくらいの時間我慢すればいいか見通しをもってもらう。乗る場所によって、人との接触を減らすことができる。真ん中に乗ってしまうのでなく、入り口近く、扉のすぐ近くなら、他人と触れるのは、体の一面だけで済む。
○人身事故や天候不順の遅延等を、子どもと体験して、どう対処すればいいか教える。例、緊急事態の時は、電車の中からスマホのかけてもいい(特別なので)
○人身事故などで、運転見合わせの時は、別な路線や方法で、目的地までいけるように、違う経路も調べて、体験しておく。歩いていくことも視野に入れて練習しておくと安心。
○電車に乗るとき、座席に座るときのマナーを教える。例、リュックは、肩から降ろして、前に持つ。隣の人のスマホをのぞき込まない。隣の人の髪や服の匂いをかがない等。
色々身につけないといけないことが沢山あります。すぐにできるようになるわけではないので、半年ほど前から、練習しておくといいですね。
【今日のいいとこ探し】
一人暮らし練習から、朝、プラゴミを、ゴミステーションまで持っていって捨てるのは、息子の仕事です。
夜寝る前に、「お母さん、明日プラゴミの日だから、ゴミ袋縛って玄関に出しておいてね」と、母に、リマインダーしてくれました。
一度覚えた仕事は、本当にきちっとやってくれます。
追伸
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