グループホームか、自宅で暮らすのか? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日の夕方撮った写真です。夕暮れの空に雨雲がモクモクわいて、夕焼けを反射してちょっと幻想的でした。この後、にわか雨にふられました。

 

 

息子は、会社から言われていることもありますが、30歳を目安に、グループホームに入所してもらおうと考えています。

 

それに向けて、今、衣替えや服を自分買うこと、怪我や体調不良の対応、ゴミ捨てや資源ごみの分別等、いろいろ身辺自立を学んでもらっています。

 

成人したら、将来的に、どこでどう暮らしていくのか、ある程度、ビジョンをもっていないと、子どもも親も、どちらも親離れ子離れ出来ないと思います。、

 

子どもの性格やタイプによって、1人暮らしなのか、グループホームで暮らすのか、自宅で暮らすのか、それぞれだと思います。どういうタイプに向いているか、書いてみます。

 

○一人暮らし

 →賃貸料が高額になるので、お給料、障害者年金などで、費用の目安がたっていることが前提。食事や、金銭管理等、身辺自立が、出来てないと難しいです。親や他人と一緒に生活するのがストレス、1人が気楽というタイプに向いています。

 

○グループホーム

 →ユニット型は、個室はありますが、風呂やトイレ、食堂は共有です。日中活動(働き)に出ていて、夕方から朝まで、世話人の方と複数の利用者さんと一緒に住みます。ある程度、社交性のある人向けです。


 →サテライト型は、マンションやアパートの一室を借り上げて、ほぼ1人暮らしだが、グループホーム本体から、支援員派遣され、見守ってもらえる。1人の方が気楽という人向け。

 

 →日中支援付、昼間も、グループホーム内に居て、支援を受ける。高齢の障害者や重度の障害者を受け入れるという理念のもと作られています。障害が重くても、親亡き後のことを考えると、これから増えていく。

 

○自宅で親と同居

 →自立度合いが低いと、親もとで暮らすことになる。親の高齢化が問題。親亡きあとの準備ができていない。身辺自立が出来ていない、親に依存が高い(親が子どもに依存)だと、難しい。

 

色々な生活のパターンが考えられることが分かりました。息子は、グループホームで、ユニット型がいいのではと親的には、思っています。これからの成長もかんがみて、本人の意思もきちっと確認したいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

働き出してから、息子から、おじいちゃんおばあちゃんに、お年賀で、崎陽軒のシュウマイを買って渡しています。

 

仕事帰りに、買ってかえってくるようにお願いしてあったのですが、売り場に行ってから、頼まれたものでいいのか、心配になったそうです。

 

電話をかけてきたのですが、母が車の運転中で出れなかったら、「朝、頼まれたものだから大丈夫」と、自分で自分に言い聞かせて、買い物出来ました。

 

不安になると、あきらめてしまうこともあるのですが、自分で気持ちの切り替えが出来たようでよかったです。

 

追伸

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