東日本大震災の障害者の支援を描いた映画を観ました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。福祉ショップで、どんぐりで作ったうさぎを見つけました。しっぽにも小さいどんぐりを使っていて、かわいいです。

 

 

障害者の父母の会の団体の講演会で、「星に語りて・・・」という、きょうされんの東日本大震災の障害者支援の実話をもとに描いた映画を観ることができました。

 

「障害者が避難所から消えた」、どうしてなのかを、全国障害者ネットワークが調べ始めると見えてきた、地震と原発事故が、障害者に与えた大きな影響をドキュメンタリー風に撮影したそうです。

 

また、岩手県陸前高田の施設で被災した障害者たちの心の傷、支援者の葛藤が描かれていました。出演者も、障害のある方が演じていました。ダウン症の方の演技がとても感情がこもっていて、感動しました。

 

実際に亡くなってしまった方のエピソード、絵を描いたり、コーヒーをいれるといった日常生活が、震災のトラウマで出来なくなってしまう切なさ、障害者や要介護者が、周りの人との軋轢で避難所にいられないという現状の悲惨さが赤裸々に描かれていました。思わず涙ぐんでしまいました。

 

この映画で知ったのですが、1万8千人を超える死者の中で、障害のある人の死亡率が全住民の2倍だというのです。障害者は、災害弱者になるということを数字で突き付けられました。

 

ネタバレですいません、映画の最後は、障害のあるなしにかかわらず、被災地で無償の送迎サービスを立ち上げるという、必要な支援を必要な人にというインクルーシブな活動に繋がっていました。

 

障害者の家族だけでなく、ぜひ、行政や支援者の方に観て欲しい映画でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日のサンタクラフト、帽子の白いポンポンが取れてしまったのですが、母のところにもってきて、「玉が取れたので、ボンドでつけてください」と、お願いしてきました。

 

以前なら、とれてしまったことで、大騒ぎするところですが、どうすればいいか、自分で出来ないなら母にお願いするということが普通に出来るようになりました。これも、成長ですね。

 

 

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