障害のある子どもの学級分離は、人権侵害にあたる・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランターに植えたムスカリが、もう芽を出してしまいました。本当は、来年の2月頃に発芽して、紫の花を咲かせます。

 

 

昨日の朝日新聞の朝刊に「障害ある子ども『がきゅうの分離は人権侵害』」と、出ていました。

 

以前も、ブログに取り上げた「文部科学省が4月に特別支援学級についてだした通知」について、大阪市枚方市と東大阪市の親子13組が、大阪弁護士会に「人権救済」を申したてたそうです。

 

通知は、特別新学級に在籍する児童や生徒は、原則として週の半分以上を、支援学級で受けるように求めています。

 

保護者らは、「障害がある児童生徒を『分離』あるいは『隔離』することは差別であり人権侵害だと」主張しているそうです。


子どもによって、交流級に行き、学ぶ時間が違います。なのに、一律、週の半分、授業を支援級で受けないといけないというのは、学校の現場や子どものことをわかっていない乱暴な考えだと思います。

 

実情とあっていないということで、取り入れていない市町村も多いですが、忠実に通知を守って、生徒から、共に学ぶ機会を奪っている市町村もあります。国には、ぜひ通知の撤廃を考えて欲しいものです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

子どもたちだけで過ごした3日間のあと、息子が積極的に、ペットボトルのラベルシールをはがして、ゴミの分別をしたり、毎週火曜日は、仕事にいく道すがら、プラゴミを捨ててくれるようになりました。

 

自律して欲しいので、どのくらい家のことを、子どもたちだけでできるのか、試したのですが、実際できるとわかったことを、続けてくれるようになって、うれしいです。

 

追伸

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