オンリーワンのモノに、障害者就労の活路をみいだす | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。馬が大好きなので、今回の旅行も、あちこちで馬グッズを買いました。このだるまは、非売品でしたが、恵比寿さまと大黒天が、馬をひいている絵姿が描かれていました。珍しいです。

 

 

少し前ですが、10月24日の朝日新聞朝刊に、「結婚式の花でキャンドル 障害者の仕事に」という記事が出ていました。

 

「自分の結婚式で飾った花を使って、キャンドルを作り、引き出物などにしませんか」という提案を、西武ホールディングスの傘下のホテルで来年挙式をするカップルにしているそうです。

 

結婚式で使う花は、1回使うと処分されてしまうそうですが、ドライフラワーにして、蝋に閉じ込める、「ボタニカルキャンドル」を作ることを考えたそうです。

 

その作業を、障害者にお願いできないかということで、さいたま市にある障害者就労施設を運営する「アスタネ」に依頼し、商品を試作しているそうです。

 

実際に火をつけられるタイプと、花を閉じ込めた蝋の中にLEDライトを入れるタイプだそうです。自分の挙式で使った花を記念に残せるというのは、とてもいい商品だと思います。

 

将来的には、グループ企業で雇っている障害者の仕事とし、軌道に乗れば、障害者雇用を増やしたいそうです。

 

オンリーワンのモノを作るという作業は、とても手間暇がかかり、コストも高くなりがちです。ですが、そこに、障害者就労のチャンスがあると、前まえから思っていました。

 

以前のブログでも書きましたが、愛犬用の手作りクッキーやご当地のお土産など、手間がかかるが、それが手作りの良さ、自分のためだけという特別感に、人は、価値を見出し、高額でもお金を出すと思うのです。

 

先日見学した、手作りチョコ工房「久遠チョコレート」もそうです。障害者がつくっていても、正当な対価を払って欲しいと思う確かな品質があれば、工賃アップにつながると思います。

 

このような企業が増えていくことが、障害者雇用の場の拡大につながると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今回、プラゴミを、朝、仕事に行く途中のゴミスーテーションへ捨てていく仕事を、お願いしたところ、進んでやってくれるようになった息子。

 

「来週から、朝、プラゴミを捨てる仕事をお願いしたい」と、言ったら、快諾してくれました。本当に、仕事熱心な息子です。

 

追伸

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