LADです。このところ、天候のせいか、肩こり、腰痛が酷くて、体調がよくありません。なんだか、すっきりしない日が続いて、気分が上がりません。うつ信号が出ているので、気をつけないといけないです。
先日、小学校の支援級在籍のお母さんから、ちょっと遠いが養護学校か、地域の中学校の支援級か、隣の市になるけれどフリースクールか、悩んでいるとご相談を受けました。
まずは、お子さんの障害の程度や性格、自立度合い、コミュニケーションのタイプ等、本人基準の評価と、親の家計的負担(学費)、送迎の負担(時間的拘束)等をかんがみて、決めることを提案しました。
≪養護学校の中等部≫
メリット:障害に対する専門的な知識や経験のもと、個別に支援・指導してくれる。先生の人数が多く手厚い。障害にあった設備やツールがそろっている。同じ学校内で進学するので、情報が引き継がれやすい。本人が劣等感を抱かなくて済む。
デメリット:定型発達の子が周りにいないので、同年齢のお手本がない。周りに、ひっぱりあげられての成長を望むのが難しい。家から遠いことが多い。公共交通機関を使って、親が送迎しないといけないので大変。知り合いが、まったくいない可能性が高い。
≪地域の中学校支援級≫
メリット:家から近い。兄弟児と一緒なので、学校行事が親が楽。自力で、登下校の可能性がある。親の送迎も2往復だとしても、自転車等が使えるので楽。近所の幼馴染や友達が進学するので、本人も親も心強い。団体生活の仕方を学べる。
デメリット:学校なので、勉強を教えることが中心。障害特性を理解していない先生が支援級の担任であることもしばしば。将来のための身辺自立指導や就労のためのカリキュラムはあまりない。
:支援級の先生の人数が限られているので、合わない先生にあたっても担任はかわらない。同じ先生が10年くらい支援級担任を、続けることもあるので、その先生カラーが、その支援級の基準になってしまい、老害になっているケースもある。
≪フリースクール≫
メリット:民間運営なので、学校として認められていないので、フリースクールにいっても、義務教育の中学校的には、クラスに在籍しているけれど、不登校扱いとされる。一部では、教育委員会と連携して、フリースクールに出た日を、義務教育学校の出席にしてくれるところもあります。本人の体調、メンタル等を配慮して、無理をさせないスタンス。個別指導が手厚い。
デメリット:学校と同じ時間預かってくれるわけではないことが多い。午後、放課後デイサービスとして運営しているので、午前中の半日だけというところも多い。家の近くにあるとは限らない。遠ければ毎日親は、2往復の送り迎えがあり、親の制約強く、負担が大きい。
:個別指導か、少人数指導なので、団体行動のやり方を学べなかったり、定型発達の同学年の子からの刺激を受けづらい。中学後の進路の情報は、親が集めて動かないといけない。費用が高い。
どこを選ぶにしても、メリット、デメリットがあります。決めるポイントは、お子さんの性格、コミュニケーション力によって、負担にならない学校、伸びる可能性のある学校を選ぶといいと思います。
あとは、親の負担も考えないといけないです。子どもにいいからと、親が、自分の時間、他の家族との時間やお金を犠牲にして、家庭を返り見れない状況になるのも、おかしな話です。
ご相談の方には、人からの意見は参考として聞いて、全体的なバランスを見て、自分(ご夫婦)で決めることをお薦めしました。
他人から言われて決めると、後から、うまくイカなった時に、すごく後悔します。
【今日のいいとこ探し】
ずいぶん、遅くなってしまいましたが、玄関横のプランターに、チューリップの球根を植えてもらいました。40個、きちっと並べているところが、息子らしいです。
息子の大好きな黄色を足してあります。オレンジも、ミックスセットに入っていたのですが、どんな色が咲くのか楽しみです。
追伸
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