LADです。金木犀の花が、街のあちこちで咲き始めています。とてもいい匂いです。こんなところにも、金木犀があると気づかされます。
ニュースを見ていて、驚きました。
滋賀県野州市の小学校で、50代の男性教諭が、小2の男子生徒に対して、無視する(スルーする)、暴言を吐く、他のクラスメイトに対して、対象の子を一緒に無視するように誘導したとして、野洲市教育委員が謝罪をしたとやっていたのです。ありえないことをです。
「○○って、どんな意味?」と、授業中に質問を繰り返す生徒に対して「本当に、言葉を知らんなあ・・・」、「みんなでスルー(無視)しよう」と、男性教諭が複数回言ったことで、クラスメイトも、被害児童をスルーするようになたそうです。これは、先生による「いじめ」です。
クラスメイトは、先生の態度を見て、それを真似るものです。
被害児童は、「自分が言葉を知らないのが悪いけど、みんな(クラスメイト)にそう言われるのは嫌だった・・」という、発言をしています。どんなに、傷ついたことでしょう。
さらに、親御さんに対して、この教師は、個人面談で、「お子さんは、ADHDなので、早急に発達検査を受けるべきです。薬を飲んだら落ち着くんじゃないかな」と、発言したそうです。
医師でもない教師が、生徒をADHDであると、決めつけることは、絶対あってはいけません。
発達障害を心配して、声をかけるなら、「○○くんが、学校生活のこういう場面で困っています(具体的な例を挙げて・・)、学校で出来ることには限りがあるので、一度、専門の病院にかかってみてはどうでしょうか」と、子どもに困り感に寄り添う発言でなければ、おかしいのです。
現在、この教師は、体調を理由に休職していて、担任は交代しているそうです。
この教師の蛮行によって、親御さんは、「子どもを守るはずの教師からいじめを受けた、許せない。子どもが発達障害決めつけられた」と、憤慨していると思います。
お子さんも自己肯定感を下げてしまい、辛い日々を送っていると思います。1日も早く、しっかりとしたケアを受けられることを祈ってやみません。
あと心配なのは、もし被害者のお子さんに、本人の努力ではどうにもならない、ADHDなどの発達障害の特性がある場合です。特性が個性の範囲なら、問題はないのですが・・・・・。
診断を受けることで、支援を受けやすくなるはずだったのに、今回の先生の蛮行によって、そのチャンスが失われてしまった可能性があるのではないかと、そちらのことも心配しています。二度、このお子さんは傷つけられてしまった可能性はないでしょうか。
診断を受けるというのは、とてもデリケートなことですが、お子さんにも、親御さんにも、人生の岐路にあたる大事な部分であると思っています。いろいろな意味で、心配になるニュースでした。
【今日のいいとこ探し】
数日前の話ですが、給料日なのに、銀行のキャッシュカードを忘れた息子。会社を出てすぐに気がついたようで、会社の最寄駅から、電話がかかてきました。
「お母さん、○○(息子)です。申し訳ないんですが、今日、お給料日なのに、△△銀行のカード忘れました。駅までもってきてもらえますか?」というのです。
自分の非を認めて、丁寧にお願いされたので、カード届にいきました。定期も買わないといけなかったので、ちょうどよかったです。
追伸
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