嫌いなこと、イヤなことを我慢してやってもらうには・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。車を停めて、買い物からもどってきたら、ボンネットに、とても綺麗な、黄色に紅葉した桜の葉がついていました。自然の芸術ですね。

 

 

昨日の続きで、小学生のお子さんで、歯医者へ行くのを嫌がって、歯医者の駐車場で車から降りようとしなくて困っているという相談がありました。

 

詳しい状況をお母さんに聞くと、歯医者が嫌いなので、家を出る時は、歯医者に行くとは言わないで、「買い物に行く」と言って連れ出し、駐車場についてから、「これから、歯医者ではの治療をする」と、いっていることが分かりました。

 

これでは、子どもは、嫌がって当然です。「買い物に行くつもりだったのに、騙されて連れてこられた」と思っています。

 

昨日と同じ対処法が使えます。まず「見通し」を立てて安心させて、嫌なことを我慢したお子さんには、ご褒美をあげてねぎらってあげてください。

 

今回のお子さんの場合、必ず事前に歯医者へいくことを伝えるようにして、カレンダーにも、歯医者の日と時間を自分で書き込んでもらうようにしました。見通しがたったのか、駐車場でトラブルはなくなりました。

 

あとは、歯医者に行って、治療が出来たら、「YouTube」を見る時間をいつもより15分長くできるという「ご褒美」を用意したそうです。

 

お子さんには、嫌な歯医者を我慢して、歯の治療を受けられたことを褒めて、そのご褒美でということをしっかり伝えておきましょう。

 

子どもが小さいうちは、ある程度、ご褒美や、やりたいことをしていい時間を確保するなど、我慢の対価を用意してあげていいと思います。その方が、我慢を受け入れやすいと思います。

 

だんだん大きくなったら、物でつらなくても、我慢するということを学んでいきます。

 

本人には嫌なことでも、必要なことであることが分かってくれば受け入れることができるようになります。例、歯医者は、虫歯を治療するためにいく。苦い薬は、飲めば、痛くなくなる。風邪が治る等

 

ごまかさず、丁寧に、子どもに接することが大事だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

9時ちょうどの電車に乗りに行くと、出かけた息子。2分もしないで、帰ってきました。ハンカチとタオルを忘れたそうです。

 

まだ暑いので、汗を拭くタオル・ハンカチは、必要なので気づいてよかったです。

 

「9時の電車には乗れないけれど、次の急行でいくから大丈夫・・・」と、スケジュール変更も、自分で言って納得していました。成長を感じました。

 

追伸

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