LADです。久しぶりに、いいお天気だったので、市内の川沿いを2時間弱ウォーキングしました。途中で、かわいいカルガモがいました。片足で、お昼寝中だったのに、起こしてしまったようです。ごめんなさい。
小学生のお子さんをお持ちのお母さんから、急な予定変更や、子どもの思っていたことと違うことをしないといけない時の対処法について聞かれました。
自閉症の子は、自分の考えていること、思っていたことと違った時に、猛烈に怒って、パニックになることがあります。ひどい場合、自傷や他害、物を壊すなど、問題行動にでられてしまうと親として、とても困ります。
自閉症の特性として、「同一性の保持」や「ルーチン」、「強いこだわり」が挙げられます。
なので、予定変更があった場合、本人が一番、ショックを受けているのです。
その時に、子どもが小さいと、そのショックを現す言葉を知らなかったり、怒りの調整、アンガーマネージメントが出来ていないので、問題行動になってしまうのです。
相談のお子さんは、急な予定変更があった場合、変更した予定を受け入れられず、何回も何回も、最初の予定を繰り返し聞いてくるそうです。
この場合、子どもにわかるように、変更になったことがらが、どうなるのか「見通し」を立てることが大事です。
子どもによって、言葉がけだけで理解できるのか、文字で書いた方が分かるのか、一人ひとり違います。自分のうちの子にあった予定変更の伝え方があると思います。
例、言葉がけだけで理解できない子に、「今日は、ニュース特番で、大好きなポケモンのアニメはやりません」と、言葉だけで言ってもダメなのです。
文字が読めるなら、「今日は、ニュース特番で、ポケモンのアニメ「シロナVSサトシ」は、お休みになりました。9/2(金)の分のポケモンは、9/9(金)19:00からやります」という風に書いてみせます。
紙に書いたり、LINEでおくると、言葉と違い、何回も見直すことができるので、子どもが納得しやすいです。
「どうして、今日は、ポケモンやらないの?」と、子どもが、何回も聞きにくるかもしれません。その時は、紙に書いたことを見せて納得してもらいましょう。
あと、子どもが怒って、泣いたり叫んだり、暴れている時は、親が制止の声掛けをしない方がいいです。
気持ちが高ぶっている時は、親の声がはいりません。他人から何かを言われると、否定されたと思い込んで、よけい興奮してしまいます。
周りに危険なものがないか、周りの人に怪我をさせたりしないように、気を配り、静かに、見守りましょう。その方が早く落ち着きます。
怒りを放ってちょっと落ち着いた後は、子どもが好きなこと、興味のある活動に誘いだして、気持ちの切り替えを促しましょう。
このように、予定が変わっても大丈夫。悲しかったし、嫌だったけど、思い通りにならないこともあるという経験を、積んでいくことが大事です。
息子は、成人して、様々な経験を積んできました。今では、急な予定の変更も、思い通りにならない時も、自分なりの気持ちのおさめ方を身に着けて、受け入れられるようになっています。
相談のお子さんも、時間はかかると思いますが、年齢を重ねていくと落ち着て過ごせるようになると思います。
【くすっと、コーナー】
最近、アニメ「鷹の爪団」の再ブームが来ている息子。YouTubeで、繰り返し、同じ回を見ています。その回のセリフを、おかしそうに笑いながら、独り言で、何回もくりかえしています。
さらに、アレンジして、自分を、そのストーリーの中に入れ込んでの、一人劇も始めました。夜寝るまで、ずっとやっていました。
2階の自分の部屋に寝に行ったのが、11時すぎ(休日前は、寝るの遅いです)、母が寝ようと思って、12時半に、2階にあがると、息子の部屋から、「鷹の爪団」の一人劇の声が聞こえてきました。寝る時まで、話続けていました。
「調子がいいのか、悪いのか・・???」ですが、ちょっと笑える出来事でした。
追伸
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