障害のある兄の言動を恥ずかしがる妹へ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝5時に、起きたら外が黄色いので、びっくりしました。朝焼けの色と違います。明らかに黄色です。

 

 

調べたところ、雲が、空全体、地平線まで覆っていると、地平線から直接地上に日光が照射されず、ある角度になると、雲の中に光が拡散して黄色く見えることがあるそうです。知らなかったです。

 

先日のブログで、「4人そろっての家族旅行、最後になるかもしれない」と書きました。

 

娘から、今回の家族旅行の前に、「お兄ちゃんに、共感性羞恥を感じるのが辛い・・・」と、相談されました。

 

「共感性羞恥」という専門用語を使っていますが、兄が人前で、恥ずかしい行動をするのが、自分のことのように感じられて恥ずかしいというのです。

 

おそらく、親が傷つくと思っていて、「共感性羞恥」といっていますが、ストレートに言い直すと、「変な言動をする兄と一緒に居るのが恥ずかしい、嫌だ」ということだと思います。

 

確かに、息子は、うれしいこと興味があることに接すると、大きな声を出したり、オーバーアクションをとるので、外で目立ちます。独り言も、完全になくなったわけではありません。

 

「そんな言動をしたら、他人からどう見られるか・・・」は、落ち着いている時は、考えることもできますが、興味がある電車やアニメ等のこととなると、まったくセーブがききません。

 

今回の旅行も、内容的に、悪目立ちするのが確定していました。

 

娘の気持ちも、理解できるので、「お兄ちゃん、目立つから恥ずかしいよね。そばにいるのが嫌だと思ったら離れていていいし、他人のフリをしていいからね」と、言いました。


他人のフリとは、具体的には、「離れているところから、お兄ちゃんのことをチラ見して目をそらす行動をすると、あの人、迷惑がっているというのが、周りの人に伝わり、知り合いでなく他人に見える」と、アドバスしました。

 

あとは、「お母さんでも、他人のフリをすることがある」ことを、伝えました。

 

子どもが小さいうちは、他人のフリをしてしまうと、「保護者が居ない」となって周りが心配してしまいますが、息子は、成人です。

 

1人で出かけることもあります。なので、あえて、他人のフリをして、親も気持ちを楽にさせてもらう時があります。

 

そんなこともあり、家族旅行は、今年が最後になるのではないかと思った次第です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

 妹が、夕飯を外で食べるので「好きなものを作ってあげるから、リクエストして・・・」といったら、「カルボナーラ」と言われました。

 

夕飯はいつも、偏食な妹に合わせてばかりなので、もっとがっつりメニューでも良かったのですが、簡単で手間のかからパスタにしてくれました。

 

追伸

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