親の介護の時に、自閉症の親でよかったと思ったこと。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温33度、風があっても熱風が吹いていて暑かったです。夕方のウォーキングでは、綺麗な夕焼けが見れました。

 

 

親戚や自分の親の介護をしないといけない時に、息子のことで、福祉サービスを利用していたので、いろいろ助かったことがありました。

 

○困ったら、自分だけで頑張らず、行政や福祉の力を借りることに抵抗がない。

 →放デイや移動支援などと、契約を結んで福祉サービスを使っているので、介護施設などとの契約になれている。こちらの困り感、やってほしいことを、きちっと伝えられる。

 

○便利なこと、楽ができる事、使えるものは、なんでも使う心構えがある。

 →他人からみてどうかとか、近所の目がということより、自分の家庭(支援を受ける本人、家族)の大変さを取り除くために、なりふり構わず行動できる。お金や手間はかかっても、支援者が共倒れにならないようにヘルプが出せる。

 

○認知症や年齢的なこだわりが出た時に、視覚支援をしたり、アプリ、便利グッズをいろいろ知っている。

 →目で見てわかる支援ができる。構造化、ホワイトボードなどに書いて見せる等。

 

例、記憶力がおちて、時間を間違えたり、ご飯を食べたことを忘れてしまう時どうするか。時間を間違えるなら、冷蔵庫の扉か、テレビの横など、目につくところに、ホワイトボードをかけて、当日の本人のスケジュールを大きく書いておく

 

「まだ、ご飯を食べてない」と言うなら、テーブルに、食べた食器をしばらく下げないで置いておく。

 

自閉症の子と同じで、介護される親の立場に立つなら、否定や注意ばかりするのでなく、本人が見てわかる、自分で気が付くことが出来る支援が、大事だと思います。

 

介護と自閉症の子育ては、似ています。自閉症の親だからよかったと思ったことをあげてみました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

寝る時間が21:30の息子。今日は、小説を書いていて、21:45になってしまいました。

 

就寝時間が守れなくて、イライラするかと思ったら、「9:45になちゃった。でも、素敵な小説書いているんだから仕方ないな・・・」と、自分に言い聞かせるように言って、寝にいきました。

 

自分を納得させる言葉を見つけて、気持ちの切り替えができたことに、成長を感じました。

 

追伸

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