自閉症の子の親が、幼稚園の先生にしてもらってうれしかったこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、七夕でした。息子のリクエストで、七夕汁と「ちらし寿司」を作りました。そうめんを茹ですぎて、水分吸ってかなり、量が増えました。

 

 

昨日のブログの続きで、幼稚園の先生(保育士さん)に、自閉症の子をもつ親として、こんな風に支援してもらえてうれしかった、心強かったことを、資料に書いていました。以下に、あげてみます。

 

○ 子どもの成長を、幼稚園の先生が一緒に喜んでくれる。

 

 → 親は園での様子で、「xxで困った」「xxが出来なかった」だけでなく、「○○ができた」「お友だちの△△ちゃんがこうしてくれた」、結果には結び付いていなくても「◇◇をがんばっていました」という内容が聞きたい。

 

 →子どもの成長を、年少から卒業まで、幼稚園の先生と一緒に喜べて、うれしかった。 

 

○ 先生が、自分のうちの子のことを「好き」といってくれた。

 

 →先生から、自分のうちの子のことを「〇〇君のこと、好きです」、「〇〇ちゃんのこういう行動、かわいいですよね」と言ってもらえたり、態度に出してもらえると、親は、すごくうれしいし、ほっとして先生を信頼するようになりました。

 

○障害があるからと特別扱いしない。

 

 →障害があるからと特別扱いしない。やらなくていい。出来なくて当然とするのでなく、まず親が、どうしたいのか、子どもがどうしたいのかを聞きとり、それに近づけるために、できることを一緒に考えてくれた。

 

○「なぜ、親がこう言ってくるのか、なぜそう言う必要があるのか」を考えて受け止めてくれる。

  

 →親が言ってきたり、お願いしてきたことは、すぐに「出来ません」とか「人数が多いので個別には、対応できません」と言わず、「お母さんの希望は、〇〇ですね」と、必ず一度気持ちを受け止めてくれた。

 

 →「なぜ、親がこう言う必要があるのか」を、親の気持ちを汲み取って対応してくれた。

 

○定型発達の子たちが何をしているか、何に興味を持っているのか教えてくれる。

  

 →年齢相応の定型発達の子たちが何をしているか、何に興味を持っているのか、親は知らないので、情報を教えてもらい助かりました。ポケモンが流行っているとか、こんな歌が流行っているなど。

 

以上です。

 

あらためて、読み返してみると、本当にいい幼稚園と、ご縁があって巡り会えました。

 

息子の通った幼稚園は、インクルーシブな幼稚園で、優しい先生と、素敵なクラスメイトに囲まれて過ごしたことで、息子は、自己肯定感高い、フレンドリーな自閉症の青年に育ちました。母も、一生涯付き合えるママ友さんたちに会えました。感謝です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

会社帰りに、駅前のスーパーで、追加の刺身「アジ」と「イカそうめん」を買ってきてくれました。息子のおごりです。

 

家族みんなでお礼を言って、美味しくいただきました。

 

追伸

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