LADです。ウォーキングで行った公園で、クリスマスのオーナメントの様な木の実を見つけました。調べてみたら、プラタナスの実でした。自然にこんな風に実を付けるなんて面白いですね。
公園の梅園前のベンチで、親子連れが座って楽しそうに、話をしていました。お父さんとお母さん、息子さんは、小学校高学年か、中学生くらいでした。
大きな声で、「お母さん、梅咲いてる。花きれいだね」、「昨日のテレビの○○、面白かったね」、「○○電車ってさあ・・・」と、ちょっと会話に脈絡なく、大きく響く声、おそらく自閉症スペクトラムのお子さんだったと思います。
それはそれは楽しそうに、次から次へと話をしていました。お母さんが、「○○、もう少し声を小さく・・・恥ずかしいでしょう」と、周りを気にしながら、息子さんを注意していました。
それを見たら、思わず胸が痛くなりました。親と一緒に出掛けて、一緒に過ごし、一緒に笑い、同じ時間を共有する、それは、輝いていて素敵な時間です。
「うらやましい」と、心の底から思いました。
息子は、今、私たちと出かけることを、楽しいと思わなくなっています。成人して、就労して、自分の好きなことに、自分の時間を使うようになってきたからです。
定型発達の子は、20歳をすぎれば、親離れしています。親より、友人や恋人優先が当たり前です。なので、親も子離れが自然と出来ていくそうです。
ですが、スペシャルニーズな子育てしている私たちは、ついつい、子どものことを、大人になっても、ずっと自分たちが面倒見なければと思いこんでいます。
子離れが、まだ出来ていませんでした。今日の公園でしみじみ思ってしまいました。息子が成長したから、親離れしているのですから、親も気持ちを切り替えていかないといけないですね。
まあ、全てにおいて、息子一人で出来るわけではないので、これからも関わることは沢山あるのですが、障害があっても、1人の成人として接していこうと、あらためて思いました。
【今日のいいとこ探し】
日中一時支援事業所に、行った息子。バレンタインの「キャラ鉄」の絵、筆がすすんで、8枚目まで描いてきたそうです。
あと、支援員さんに、色鉛筆の塗り方が綺麗だと褒められたと、うれしそうでした。親以外の人に、認めてもらえるのは、格別のようです。絵を描く、モチベーションになります。ありがとうございました。
追伸
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