「部屋を片付けられない」を、どこまで許容するか問題 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりの梅雨の晴れ間でした。老人ホームに入っている叔母さんを、総合公園の花菖蒲園に連れていきました。ちょうど満開で、とても喜んでもらえました。

 

 

夏物のシーツを、娘の部屋にはいって取り替えてきました。半月くらい前に、一緒に片づけをしたのですが、ペットボトルが部屋のあちこちに、放置。洋服は、ハンガーにかかったまま、床に直置き、メルカリで、買った荷物の箱や梱包材が放置され、足の踏み場がありませんでした。

 

ADDの特性がある娘が、部屋の片づけが苦手なことは、分かっています。

 

半月で、こうなってしまうのは、本人の特性上、無理もないことだから仕方のないことだ、あきらめると、主人にこぼしたら、怒られてしまいました。

 

これは、「出来ないのは仕方ない」と許容してことではないと、諭されました。娘が、これから1人暮らしをしたり、家庭をもった時を考えると、このままの状態でいいはずがありません。

 

娘の自立を考えると、「部屋を片付ける」は、絶対必要なスキルです。

 

主人と話して決めたことは、部屋をきれいに片付け、それをキープすることは、娘の特性として苦手なのは理解するが、だからといって「出来ない」ことだと、あきらめてはいけないということです。

 

手始めに、娘が必要だといっているコンセントや、ざっくり放り込めるボックスを買う約束をしました。

 

また、かかりつけの発達クリニックの先生へ部屋の惨状を話し、「虫がわいたりするから、それは健康によくないから、定期的に掃除をしましょう」と提案してもらいました。

 

いとこを、家に呼んで自分の部屋に案内できるようにするという目標も立て、来月の診療日までに、親の手伝い付きですが、部屋の片づけをする約束をしました。

 

≪ポイント≫

 

○本人の要求を聞き、本人から片付けをするようにする。親が押し付けない。

 

○親以外の第3者の助けやアドバイスを、もらうようにする。

 

○自分ではどうしていいか分からないので、出来ないことは突き放すのでなく、親が手伝う。

 

○ご褒美を提示することで、モチベーションをあげる。

 

○時間はかかるが家から出る前に、部屋の片づけがある程度できる状態までもっていく。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子から、大好きな漫画、「からかい上手の(元)高木さん15巻」が、ガイヘルさんと複数の本屋を回ったけれど、見つからなかった。

 

なので、「アマゾンで、買って欲しい」と、依頼がありました。早速、注文すると、「高木さんの15巻は、いくらでしたか?」と、聞いてきて、すぐに代金を払ってくれました。

 

自分で探す努力をして、それでも見つからなかった時(困った時)に、ヘルプが出せて偉かったです。

 

追伸

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