中学卒業後の進路の決め方~子どもの気持ち、親の心構え~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子が植えた玄関横のプランターのナスに、実が付きました。生っているいる位置が低すぎて、心配です。

 

 

我が子に合う学校をどう選べばいいのか、本当に悩みますね。

 

お子さんのタイプや自立度などを、正確に評価することが必要です。また、家庭の事情(費用、通学の時間、親の支援の範囲)も、関わってきます。

 

チェック事項を下記に挙げてみます。

 

1)子どもの気持ちの確認(本人が意見を言えるなら聞いてみる)

 →親の思う進路と、違ってもいいのでは、まずは確認してみる。

  学校に通うのは、本人なので・・・。どういう希望があるかによって、

  選ぶ高校がみえてきます。

  例、友達と同じ県立高校いきたい。知っている子のいない学校が

    いい。毎日学校に行くのが辛い、家から近いところ等

 

2)親が、通わせられるかどうかをまず判断 ※無理なら見せない

 →学費:養護学校・分教室、県立高校(インクルーシブ校やクリエイテ

   ィブスクール)定時制高校などは、学費が安いが、サポート校や

  通信制など、私学は、学費が高い。

 

 →通学:実際に通う時に、無理がないか(例、通学に2時間かかる

   殺人的な満員電車に1時間乗らないといけない)気にいっていて

   も、毎日の事なので、体験などで実際に足を運んだり、通学の

   時間に電車に乗ってみることが大切。

 

3)成績や出席日数等で、実際受験できる、入学できる資格があるか入試要綱を確認。養護学校などは、療育手帳や精神手帳、診断書が必要になる。

 →支援級在籍や不登校、定期試験を受けていいないと、内申がつか

   なかったり、推薦書がもらえなかったりする。学校によって必要な

   資格が違うので、要確認。担任の先生が、入試・推薦のシステム 

   を分かっていない時もあるので、親もしくは中学校から、希望の

   学校に子どもが、中学校で、今こういう状態だが、受験でき

   るかどうか・・」と、確認する方がよい。

 

4)実際にオープンスクールや、説明会、体験会に、足を運んでみる。出来るなら、文化祭や体育祭を見るといい。学校の雰囲気がわかります。

  →通学の便利さ(乗り継ぎの回数や駅から歩く距離)や、地形の

   不便さ(坂道が多い。田舎で店も何もない等)なども、子どもに実

   体験させるといいですね。毎日のことなので、重要なポイントで

   す。養護学校は、高等部はバスなどがなく、親の送迎の場合は

   子どもは1往復ですが、親は2往復になるので、要注意。

 

 →子どもの特性や特徴、現在の様子を話して、受け入れが可能か

  入学後、どういう支援が受けられるか、個別相談コーナーがあるの

  で聞いてみるといいですね。ここでは、名前を名乗る必要がないの

  で、どんどん自分の子どものことを引きあいにだして、聞いてみる

  といいですね。

   例:カウンセラーは、いますか。子ども、親ともに相談できますか。

    中学で不登校だったのですが、高校でも行けなくなったら、どう

    いう支援をしてくれますか。定期テストは、別室で受けられます

    か等々。

 

5) 中学から私学推薦をねらうなら、塾や学校に早めに、一般受験でないこと(特性を配慮してもらえる高校へ受験)をすること明らかにして、相談をする。

  →学校などは、推薦一本で行くとわかったら、個別に面談の機会

    を増やしてくれたり、成績面でもアドバイスをくれて、かなり配慮

    をしてくれました。塾は、推薦面談や小論文、作文や先行試験な

    どに、もともと個別だったからですが、カスタマイズで対応して

    くれました。

 

以上です。あとは、スケジュール的なことです。

 

夏休みにかけて、県立高校、通信制、サポート校のオープンスクールの学校説明会などが行われます。コロナ禍ですが、予約制にしたり、日数を増やすなどの対応をとって、今年は実際に足を運べる機会が増えるようです。

 

県立高校は、願書提出12月なので、まだ先なのですが、同じ県立でも、養護学校は、本校・分教室は、6月に第1回の希望調査〆切です。

 

サポート校などは、夏休みの見学、面談で、専願だとわかると内定を出すところも多いです。1月に、形だけの試験はしますが、この夏休みが、大事になると思います。

 

色々悩みますが、高校は、義務教育でないので、途中でダメなら、他の学校に転校することができます。そのことを、親も子も理解していると気持ちにゆとりができると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日から、右腕の上腕二頭筋が激痛で、腕が上がらなくなってしまいました。病院へかかったところ、レントゲンでも異常がないので、加齢による疼痛との診断。シップを貼って様子を見ることになりました。

 

腕の痛みは、だいぶ和らいだので、スーパーで買い物をしました。買ってきた買い物バックを車から降ろしていたら、仕事帰りの息子と玄関でばったり会いました。

 

「お母さん、もう50歳で、腕と肘と肩が痛いんだから無理しないで。ここは僕に任せてください」と、大声で叫ぶではありませんか。

 

優しいのですが、「外で、お母さんの年齢を大声で叫ばない・・・」という約束はどうなったのでしょうか。息子に聞いてみたところ「家だから・・・」と、言われました (;゚Д゚) 

 

追伸

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