新学期、新環境への対応を促す~子どもの負担を和らげる方法~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。多肉植物に、新しい仲間をお迎えしました。もふもふの毛の生えたサボテンと丸っこいトゲトゲサボテン。名前は、モリゾウとキッコロにしました。

 

 

明日から、新学期や入学式の小中学校が多いですね。お子さんが、新1年生になるお母さんから、「初めてのことだらけで、子どもも親も落ち着かなくなると思うのですが、どうしたらいいでしょうか」と聞かれました。

 

4月は、変化の月です。担任の先生、下駄箱、教室、同級生、時間割、すべてが絶対に変わります。

 

変化に弱い、自閉症の子にとっては、年度初めの4月は、試練の月です。

 

低学年のうちは、特に、4月に崩れるお子さんが多いと思います。しかし、学年が上がっていくと、「毎年4月は、すべてが変わるもの」という、パターンができあがりるので、受け入れやすくなります。

 

学校の変化は、親が介入できません。なので、親ができる事は、家の環境を、なるたけ変えない。変えるときは、性急にしない。変えてもいいが、時間にゆとりをもつといいです。

 

例えば、学校から帰ってきてやることは、変えない。習い事や自宅学習、おやつ、クールダウン、ゲームなど。学校は、変わるけど、家や習い事は変わらないことで、安心できます。

 

習い事や療育、放課後デーサービスなどを変えるときは、事前に、3月中から慣らしや体験で、変化させておくといいですね。

 

とにかく、新しい学校の環境になれることで、体力、精神力ともに、すごく消耗しています。なので、家で、ゴロゴロしたり、お昼寝したり、何もしなかったり、親に甘えることを許してあげてください。

 

息子は、水遊びでクールダウンするので、学校から帰って、水遊びで風呂に入る時間が伸びていきました。

 

学校で頑張っている分、家でリラックスして、落ち着けるように、親が気を付けてあげてください。家を、安全基地にすることが大事です。

 

ゴールデンウィーク前には、学校生活にも慣れてきて、どの先生を頼ればいいか、クラスでの自分の居場所、生活のリズムが出来てきます。なので、4月は、少しゆったり目に、親子で過ごすことをお勧めしました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

来月になるようですが、息子の使っている路線で大規模工事があるそうです。自分で、駅に配っている、工事期間、内容のお知らせをもらってきました。

 

直接乗る路線では、工事はないようですが、電車が間引かれたりするようで、「この期間は、10分早く家をでるから・・・」と、お願いしてきました。自分から、チラシを見せて説明してくれました。

 

普段から、途中駅で、20分以上電車を見て過ごしているので、本当は、いつも通りでも、十分会社には、間に合うはずですが・・・・、息子の意思を尊重します。

 

追伸

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