自閉症の人への声掛けは、肯定形で、短く、小さい声で・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。4月2日は、国連の定めた世界自閉症啓発デーです。親の会で、保健福祉センターに、自閉症啓発ブースを作ってきました。今年は、子どもたちの絵も飾りました。一般市民の方に、少しでも自閉症のことを知ってもらえたらと思います。

 

 

恩師の先生の最後の勉強会で、自閉症の人への声掛けのポイントは、肯定形で、短く端的に、小さい声でと言うといいと言われました。

 

息子の子育てて、実践して、確かにと思いました。

 

○否定語でなく、肯定形で言う

 →例、「廊下を走らない」ではなく、「廊下を歩きます」

 

○短く、端的に言う

 →例、「いい加減にしなさい。おもちゃを早く片付けて、ダラダラしない」ではなく、「おもちゃをこの箱に入れてください」

 

○小さい声で

 →大きな声だと、叱られていると思い、話を聞いてくれません。小さい声の方が、注意を向けてくれます。私は、声が大きいのですが、本当に怒っているときは、静かに、ゆっくりと話をします。

 

自閉症の子は、近視や、中止などの不快な言葉でかかわっても、言うことはききません。

 

人の声が、自分のやりたい行動を制限し、傷つけることがわかっているので、人からの指示を受け入れなくなるのだそうです。

 

子どもに話かける時は、目があったときに話し始め、肯定的に、短く、小さい声がいいそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

もうすぐお父さんの誕生日なのですが、何をあげるか悩んでいた息子。

 

今日、仕事帰りに最寄り駅のスーパーに、母と行きました。その時に、ビールにしようと思いついたらしく、「これは買ったことある?」と、母に1本1本聞いてきました。

 

母が、よくお父さんのビールを買って帰ってくることを知っている息子に、協力を頼まれました。お父さんが喜んでくれるといいですね。

 

追伸

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