障害福祉におけるヤングケアラー問題について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今年も残すところあと、5日ですね。台所の掃除を主人がしてくれたので、泥棒除けと、火事よけのお札を貼り換えました。家を新築した20年前から、実家のお札を分けてもらっています。気持ちが引き締まります。

 

 

今朝の、朝日新聞で、ヤングケアラー問題が取り上げられていました。ヤングケアラーのことは、テレビでも、盛んに取り上げられるようになりました。先日の勉強会でも取り上げられていました。

 

ヤングケアラーとは、明確な定義が無いそうなのですが、病気や障害のある家族の介護と、親が世話できない為、家事や兄妹の世話を代わりにしている、18歳以下の子どもを指すそうです。

 

問題は、介護や家事、育児に追われ、自分の学業がままならず、勉強の遅れ、友人ができないなどの悪影響が出てしまうことだそうです。本人も介護されている人も、それが問題であると気づかないところが、根が深い問題だそうです。

 

障害福祉におけるヤングケアラーの問題は、障害がある子が家にいると、家族だから、お世話をするのが当たり前になってしまい、家族もヤングケアラー本人も気づかず、社会的に課題として認識されにくいということだそうです。

 

ヤングケアラーの子どもは、生まれた時から障害のある兄妹が一緒にいる状態が日常なので、本人が問題意識をもっていない。でも、確実に不当な負担を強いられているということを忘れていけません。

 

また、親御さんが発達障害や精神疾患などを患っている場合は、買い物、食事等家事全般もヤングケアラーが担わないといけません。親御さんに、自分の疾患の自覚がなく、福祉サービス利用に否定的だと問題が深刻化してしまいます。

 

お手伝いの域をでないように、兄妹児をヤングケアラーにしてしまわないように、相談支援事業所の力を上手く借りて、各種の福祉サービスを上手く利用することが大事だそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日が仕事納めの息子。持ち帰るものをチェックしていました。作業着のズボンや上着、シャツに、エプロン、忘れてこないように、メモをとってきていました。

 

大事なことは、忘れないようにメモをとることが出来ていて、偉いと思いました。

 

追伸

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