障害者アートによって伝えられること | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、お正月に実家へもっていく多肉植物の鉢植えをつくりました。水やりに気を遣わず、丈夫な種類だけ植えました。虎の植木鉢が可愛いので、選びました。なぜ赤い首輪がついているのかは?

 

 

今朝の朝日新聞の地方欄に、20歳の自閉症の芸術家がギャラリーをひらいたという記事がでていました。

 

知的障害と重度の自閉症のGAKUさんが、家族やスタッフの支えで、創作活動を続けて、国内外で展示をしたり、ブランドとコラボして商品を出すことも決まっているそうです。

 

お父さんのサポートが素晴らしく、苦手なことを平均に近づけようとするのではなく、得意なこと、本人の「好き」なことを伸ばすことが大事と記事にコメントされていました。その通りですね。

 

作品を通じて、自閉症とは、「かわいそう」とか、「よくわからない」ではなく、自閉症に興味を持ってもらい、障害の有無に関係なく、みんな可能性をもっているということを知ってもらいたいとコメントされていました。

 

自閉症の人の作品に、ふれる人が多くなることが、自閉症の人の理解につながるというのは、思いもよらない考えでした。障害者アートの可能性を感じました。

 

息子は、好きな絵を描くことが、余暇になっています。沢山の作品を生み出しています。またいつか、個展をひらけたらと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

養護学校高等部まで通っていた放課後デイサービスの作品展に、息子の作品を「卒業生」として、飾ってくださるというお話を頂きました。

 

本人にも、直接、電話連絡してくださったそうです。電話が掛かってきたとき、仕事帰りの駅だったそうで、乗る予定の電車を見送って、話をしたそうです。きちっと、電話を優先できたようで、よかったです。

 

 

追伸

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