人にヘルプを出す時の「言葉」を教える~ソーシャルスキルトレーニング~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、主人の実家へ行ってきました。お父さん、お父さんの冬物の洋服を買ったり、スーパーで食材を買うのに付き添いました。普段、お兄さん夫婦が同居してくれているので、お休みの日にお手伝いにいきました。

 

今日の息子の一人映画は、大成功でした。紙に出したQRコードの読み取りがうまくいかなくて、受付の係の人に聞いて発券したそうです。

 

困った時は、人に聞くということは、とても大事なソーシャルスキルです。息子も、小さい頃から練習してきました。

 

意味があまり分かっていなくても、こういう場面で、人にヘルプを出す時には、こういう言葉がけを使うといいと、最初は教えました。

 

使って便利な言葉は、どんどん覚えて使ってくれました。

 

最初にどういえばいいかを、定型発達の子は、親や友達の使う様子や自分が使われて自然に覚えますが、自閉症の子は、教えていく必要があります。

 

以下に、ヘルプを出す時に使えるようになってよかった言葉をあげておきます。お子さんの年齢や言葉がどのくらい出ているかにもよるとおもいます。ご参考まで。

 

〇「困っています」「助けてください」

 →自分が今、困っていて、助けて欲しいということを、口に出すことで、誰かの助けがもらえる、どうすればいいか、人から教えてもらえる。

 

〇「あの~、ちょっといいですか?(ちょっといい?)」

 →これは、店員さんや友達、家族にも使えます。自分に、注意を向けてもらいたい時につかえる便利の言葉です。

 

〇「すいません、ちょっといいですか?」「すいません、〇〇ありますか?」

 →「すいません」と、断りをいれてから使うことで、相手に敬意を払っているのが伝わる。これも、店員さんや先生、友だち、家族にも使えます。

 

〇「はじめてなので、教えてください」

 →丁寧に、一から教えてもらえます。

 

〇「い~れて!」

 →小さい子どもの時に使っていました。何か楽しいことをしているグループと一緒に遊びたいときに、使うと便利です。

 

〇「僕、〇〇苦手なんです」

 →息子の場合、散歩の犬に出合うと、飼い主さんに、「僕、犬が苦手なんです」と、訴えています。相手に、嫌いなもの、苦手なものを伝えれば、無理強いされません。

 

以上が、今、息子が、他の人へ「ヘルプ」を出すときに、使っている言葉です。

 

言葉をかける前に、相手の前に立って、自分を自分に注目してもらうことや、大きなわかりやすい声で話しかけるように、教えています。

 

助けてもらったら、「ありがとう」や「助かりました」などの、お礼の言葉もきちっと教えるといいですね。

 

気持ちよく、コミュニケーションがとれると、人と関わり、社会へ出ていこうという意欲につながると思います。

 

成長に伴い、親とだけでない生活をすることになります。その時には、自分の「困り感」をきちっと伝えられるようになっていることが、大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

映画館の店員さんに、お願いしてプリキュアパネルと一緒に写真を撮ってもらってきました。今日もおしゃれをして行きました。ブレザーに推しカラーのグリーンのYシャツを着ています。

 

 

 

追伸

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