グループホームの勉強会に参加しました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。明日から、最高気温がぐっと下がって、寒くなるというので、寝間着を秋物に買えました。毛布をいつ出してくるか悩みどころです。例年、こたつ布団も、電源はいれませんが、掛ける時期です。でも、まだ、早いと思います。お天気が、安定しないですね。

 

今日は、オンラインで、「グループホームについて」の勉強会に、参加しました。

 

実際に、グループホームに入っている人から、費用のことや、子どもは障害があっても、親離れしたいと思っているなど、具体的なことが聞けてよかったです。

 

また、親の立場ですが、グループホームを作り、運営している方からも話が聞けました。重度の自閉症のお子さんを親御さんが、子どもに合ったグループホームが、なかなかないので、自分たち立ち上げたそうです。

 

分かったことは、とにかく、グループホームによって、利用料、やってくれるサービスや支援は、バラバラだということです。

 

利用者さんに対して、ただ決まりきった支援するのか、それとも、環境整備や個別支援で少しづつ出来ることを増やしてくれるのか、最終的に目指しているものが、全然違うということです。

 

最近増えている、企業型のグループホームは、営利目的なうえに、老人系のグループホームと同じという考え方で、支援者に障害理解がないところが多くあるということがわかりました。

 

以前、見学に行ったグループホームで、「支援員さんと継続して話せるのは15分」というルールを作っているところなどが、それにあたると思います。そういうところへ、息子は入れたくないと思いました。

 

グループホームで、成功しているところは、様々な事業所を、いくつかもっている福祉団体がやっているところですね。支援員さんの夜間シフトなどを考える時、職員が沢山いるほうが、確実にスタッフを確保できるという利点があるそうです。

 

また、1人で支援を任させるより、2人態勢で仕事をする方が、離職率が格段に下がるのだそうです。手のかかる自閉症の方の支援を、1人だけでするというのは、とてもストレスなのだと思います。

 

グループホームを選ぶうえで、支援員の人数にゆとりがあるというのは、大事な要素かもしれません。

 

親亡き後のグループホームでの「見取り」のことも話題に上がりました(亡くなる時のこと)今は、何のルールもなく、グループホームの善意に支えられているそうですが、今後、きちっと行政へも要望をあげて、向き合わなければいけない課題だということです。

 

グループホーム選びは、息子の出来ること、性格、将来的に親亡きあとをどうしたいかを、しっかりと親が分析・評価して、それにあったところを探すことになることが分かりました。

 

息子は、企業就労ですが、出来ればグループホームは、大きい福祉団体の系列のところがいいと思いました。これから、あと8年かけて、息子の身辺自立や社会生活スキルアップをはかろうと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夕ご飯をウナギにすると言ったら、娘がバイト先で作っている「うな巻」を作りたいと言ってきました。

 

キュウリと、卵焼きは母が用意しましたが、あとは、自分で、海苔を巻き込んで、簀巻きを上手く使って、美味しい「うな巻」を作ってくれました。

 

 

 

追伸

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