警察の巡回連絡カードに、息子のことを書きました。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。気がつけば、今年もあと3か月を切りました。来年のカレンダーを買ったり、年賀状の準備を始めました。きっと、あっという間に、年末が来ると思います。

 

今日の昼間、家に交番のおまわりさんが、2人訪ねて来て、「巡回連絡カード」への記入を、お願いされました。

 

住んでいる家族の年齢や連絡先を書きこんで、それを最寄りの派出所で管理するというものです。家族の誰かが、事件や事故の巻き込まれた時などに、緊急に連絡をとれるようにするためのものだそうです。

 

息子に、自閉症という発達障害があり、1人で、最寄り駅から通勤しているので、そのことを伝えておきたいと伝えたところ、「巡回連絡カード」の裏面に、書いておいてくださいと言われました。

 

軽度の知的障害と自閉症の診断が出ていること。〇〇という特例子会社につとめていて、最寄り〇〇駅から、会社のある〇〇線、〇〇駅まで1人で通勤していること。言葉での指示は、簡単なものは分かるが、複雑なものは、書いて示して欲しい。息子のことで何かあれば、親の携帯へ連絡してほしい旨を、書きました。

 

我が家は、息子が自閉症だということを、オープンにしています。本人にも告知済みです。なので、

 

自立通勤しているので、1人で、電車に乗ったり、市外に出かけることもあります。なので、万が一の時の為に、息子の情報を警察に伝えてもいいと思ったので、主人と相談して、協力することにしました。

 

「巡回連絡カード」は、任意のもので、個人情報の問題があるので、協力しなくても構わないそうです。ですが、うちの場合は、息子の行動範囲の広さなどから、家族情報から、知らせしておくほうがいいと判断しました。

 

うちに来た警察官の方には、自閉症という障害のことや対応の仕方、市内の相談窓口などを書いた、自閉症啓発デーの時に、親の会でつくったチラシをお渡しして、自閉症の説明をしました。

 

養護学校の近くの交番勤務をしたことがあるという警察官の方で、自閉症や発達障害の方に、どう接すればいいか、警察でもなかなかわからないんですという旨のお話をしていました。

 

なので、他の市ですが、親の会で、自閉症についての勉強会を、警察官の方にしたことがあるという事例も、紹介させていただき、要望があれば、親の会として協力できる旨もお伝えしました。

 

なぜ、警察官の方に、自閉症の説明をしたのかというと、自閉症や発達障害の方が、薬物利用者など不審者と勘違いされて、職務質問を受けたり、警察に捕まってしまうというケースがあるからです。

 

その中で、悲しいことに、事業所からの帰りに、警官からの職務質問に答えられず、不審者と間違われて逃げてしまい、多人数の警察官に道路で確保されて、その時に、亡くなってしまった方がいたのです。

 

できれば、自閉症のことを、もっと警察官の方に理解してもらって、安心して外出が出来るといいと思い、チラシを渡しました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

約束通り、マックのチョコパイ買ってきてくれました。のぞき穴が、リスの顔になっています。クリームの方は、キツネだったそうです。

 

 

すごく美味しかったです。優しい息子に、感謝です。

 

 

追伸

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