自信の無い子を勇気づけ、正しい行動を伝える方法 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温34度と猛暑日でした。アブラゼミが、まだまだ元気に鳴いていました。もうしばらく、夏日が続きそうですね。

 

 

合宿免許を取りに、行っている娘。夜になると、今日の実技がうまくいかなかった。先生が合わなかった、講習がよくわからないなど、ヘルプの電話がかかります。

 

とにかく自己評価が低いので、自信が無いのです。娘を勇気づけたり、前向きになってもらうためにやる方法を以下にあげてみます。あくまで我が家の娘の場合ですが・・・

 

〇まずは、とにかく本人の言いたいことを全部聞く。「それは自分が悪いだろう・・・」と、思うことも、まずは聞いてあげる。「それは、たいへんだったね」と、最後に、まずは全面的に、共感してあげる。

 →聞いてもらうことで、落ち込んでいたり、怒っていた気持ちが、すっきりして落ちつくそうです

 

〇一方的に、「こういう風にすればよかったのに・・・」、「こうしなさい」「言った通りにしなかったから・・・」と、親目線で決めつる言い方はしない。

 →どんなに内容が正しくても、自分を否定されると、親は、自分の意見を聞いてくれないと、拒否に入ったり、「やっぱり自分は、ダメなんだ・・・」と、マイナスになってしまいます。

 

〇親の意見を伝えたいときは、「お母さんなら、こうするよ」とか「〇〇さん(習い事の先生や親せきのお姉さんなど本人の信頼している人)が、こういってたよ」という風に、他の人は、こう考えるらしいという言い方をする。

 →自分とは、別な考え方があることを、本人に気づかせる。自分で気づくと、受け入れやすくなります。

 

〇人以外からの情報を提供をする。インターネットの動画や情報、本や冊子などを渡して、自分でみてもらう。

 →インターネットの情報は、玉石混合ですが、親が見てこれなら大丈夫。わかりやすいというものを、直接アドレスを貼り付けて送る。自分で探すのは、難しいので、導きをしています。

 →人がいうより、目で見てわかるという方が受け入れやすいようです。

 

〇どんなことでも、うまくいってないことでも、本人がやったこと、がんばったことを、具体的に挙げて褒める。

 →やった結果を褒めてもらえる、自分のやったことが無駄ではなかったと他人が評価してくれることは、大人でもうれしいことです。自信のない子どもなら、なおさらです。

 

〇失敗した時、ダメだったら、やり直せばいい、諦めてもいいと、声に出して伝える。怒らないよという。受け入れるからということを、きちっと伝える。

 →親や大人でもダメな時がある。その時は、やり直したり、止めたことがあると経験談を話す。具体的に違う方法や見方を提案する。

 

〇子どもの好きなもの、元気が出るものを用意する。お料理やお気に入りグッズを、食べたりもらうだけで、ずいぶん元気が出るものです。

 →娘の好きな漫画やアニメ、ゲームが何かを知るために、普段からリサーチをしておく。

 

〇辛いこと、嫌なことは、ずっと続くわけでない。期限があることを、子どもの分かるように説明する。

 →合宿免許なら、「今、半分まで来たね」、「9月〇日には、終わりだね」。学校生活なら、「あと半月で夏休みで学校お休みだよ」、「来年4月には、クラス替えあるから・・」等々

 

苦しんでいる子どもを見るのは、親としては、本当に辛いです。親の助言で、少しでも前向きになってくれたらと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

Instagramをしている息子。今日は、久しぶりに会った養護学校の同級生に、Instagramアドレスを書いた名刺を渡してきたそうです。

 

「Instagram見てくれるといいなぁ・・・」と、何回も言っていました。「いいね」の数も、気にしているようです ( ´艸`)

 

 

追伸

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