親がどこまで進路を決めるのか・・・~子どもの気持ち~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。先日、息子の誕生日のリクエストに、魚貝とサラミのパエリヤを作って食べたばかりなのに、なぜが、昼ご飯、「混ぜるだけのパエリア」を、作ってしまいました。ごめんなさい (;^_^A

 

 

息子の小学校の支援級の時の後輩の子に、ばったり市民プラザで会いました。先方は、「〇〇(息子)君のお母さん、こんにちは」と、声をかけて来てくれました。

 

おしゃべりが大好きな子で、今は、養護学校高等部の3年生。春に、事業所へ就労の実習に行ったそうですが、残念ながら決まらなかったそうです。

 

自分の就労について、話を聞いてくれる人が欲しかったようで、そこから、自分は、まだ働きたくなくて、もっと勉強がしたいし、働くならこれこれこうゆう仕事をしたいということを熱く語られました。

 

「お父さん、お母さんに今の話をしたら・・・」といったら、「僕の希望は、通らない。お父さんとお母さんの行けというところでないとダメなんだ」と言われました。

 

ご家庭の詳しい事情がわからないことと、本人が、自分自身をどこまで理解をして、勉強をもっとしたいといっているのかも、わかりかねました。

 

自分の気持ちを誰かに聞いてほしかったので、私に話しかけたのだと思います。親御さんに話しても無理とのことだったので、「学校の進路担当の先生に、自分の気持ちを話して、相談してみるといいよ」というアドバイスをして別れました。

 

息子は、自分の気持ちをここまで、話すことはできません。就労以外の選択肢があることも知らなかったと思います。

 

親から見て、息子に合うであろう実習先を進路の先生と相談して選び、実習には、高等部2年から高等部3年までに、5カ所に行ってもらいました。最後に実習した会社とご縁があり、息子は就職しました。

 

もしかしたら、息子も、本当は、自分でこうしたいという気持ちを持っていたのかもしれないと、少し考えさせられました。

 

【クスっとコーナー】

 

息子がリビングで使っている、座椅子にドライビング用のジェルクッションを買ってきて、装着しました。以前は、低反発クッションを、座椅子に縫い付けて使っていました。

 

仕事から帰ってきた息子に、新しいジェルクッションに座ってもらい感想を聞いたら、「椅子に縫い付けてないところがいいねえ」と、言われました。

 

座り心地を褒めるのでなく、なぜ「縫われていない」ことのほうが大事なのかは「???」です ( ´艸`)

 

 

追伸

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