療育手帳が、どう役立つのか教えて欲しい | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、雨でしたね。家族が、頭痛や倦怠感を訴えています。低気圧だと、私は、肩こりや腰痛が悪化します。早く、からりと晴れてもらって、お日様に会いたいです。

 

昨日、療育手帳がカードになるという記事を書いたのですが、これから療育手帳を取得するお母さんに、療育手帳は、これからどんな時に、役に立つのか、具体的に教えて欲しいと言われました。

 

取得に関しては、住んでいる市の保育課で申請ができます。実際に、取得の面談をするのは、担当の児相になります。面談のあと、発行までに1ヶ月ほどかかるようです。

 

住んでいる県では、A1、A2、B1、B2と4段階に分かれています。Aの方が、重度判定です。等級により、受けられるサービスに制限のあるものもあります。

 

〇保育園の障害児枠や、幼稚園の加配の先生の申請に必要。診断だけでなく、特別支援を受けるときの根拠となる。

 

〇養護学校の小学部、中学部、高等部に入る時の条件になる。入学希望者が多い場合の抽選時、住んでいる県では、療育手帳の程度により、優先順位がある。高等部は、余裕があれば、診断書だけで、療育手帳(精神手帳)がなくても入学できる。

 

〇小学校、中学校の就学相談の際に、1つの目安となる。特別支援教育を求める時の根拠となる。支援級の行事や学校行事などで、交通費や入場料の割引の対象になる。

 

〇就労支援を受けやすくなる。一般企業の障害者枠、就労移行支援や就労継続支援、就労定着支援を使うときの条件となる。

 

〇電車やバスの料金の割引が使える。療育手帳の等級によって、割引額が違う。

 

〇博物館や美術館、水族館など、公私にわたって、本人と付き添いの割引が使える。

 

〇公共施設などの駐車料金の割引が使える

 

〇コロナワクチン接種の「基礎疾患のある人」の条件に、療育手帳(精神手帳)を持っているがある。

 

他にも、いろいろとありますが、療育手帳があるということは、知的障害があり、支援が必要だということの証明になると考えていいと思います。使いたい時だけ使えばよく、持っていてデメリットになることは無いと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

リサイクルショップへ行き、貨物車のプラレールを買ってきた息子。「つないだら16両あった、困ったなあ・・・・」と、何回も繰り返し言ってきます。

 

貨物車のプラレールを買ってきたのは、自分なのに、何で愚痴るのかわかりません・・・・。

 

よく聞くと、どうやら本当は、15両編成なのに、16両あって余ることが問題のようです。1両残せばいいと思うのですが、それは嫌なようで、葛藤していました ( ´艸`)