お葬式や悲しい場面で笑ってしまうのは、なぜか? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雨が降ると言っていましたが、にわか雨が午前中にふっただけで済みました。午後から晴れたの洗濯物も外に干せました。

 

今日、発達障害の児童精神科医を主人公にした「リエゾン」の5巻が発売になっていました。ちょっとネタバレがあります。

 

 

自閉症の子が親のお葬式にでたのだが、「悲しそうでなかった・・・・」という話がでています。幼児や自閉症と軽度の知的障害のある子どもが、「死」をどう理解するのかというテーマで描かれています。

 

本でも語られているのですが、自閉症の人や子が、お葬式の時に、「悲しんでいなくて、笑ってしまう」という報告が多くあるそうです。

 

これは、勉強会の講師の先生もおっしゃっていたことなのですが、「不謹慎」なのでないとのことでした。

 

自閉症の人は、お葬式が何かよくわからな状況のまま、参列して、周りの人が、いつもと違い、悲しい表情、厳しい表情をしていることに、不安を覚えて、その緊張をほぐそうと、笑うのだそうです。

 

普段なら、笑いかければ、笑顔で返してくれることを知っているので、お葬式の場でも、笑って、みんなの緊張をほぐそうとしてくれているのだそうです。

 

息子は、大好きだった叔父さんのお通夜に参加したことがあります。その話を聞いてしっていたので、お通夜の時間と、お焼香の手順などを説明して、これは、叔父さんとのお別れの会で、悲しいことなので、笑わないように伝えました。

 

お通夜の間、約束を守って、きちっとおじさんにお別れをすることができました。経験していく中で、お葬式にも慣れるのかもしれません。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日、療育手帳を持っている人は、「基礎疾患のある人」に含まれるということで、申請していた「新型コロナワクチン接種券」届きました。

 

会社で打つことになったので、関係なかったのですが、市内で打てる場所一覧をみたら、息子が過去にかかっていた小児科や耳鼻科も入っていました。かかりつけ医で打てるのが、いいですね。

 

息子宛てだったので、息子に封筒を開けてもらったら、中に、「ファイザー製のワクチンを打ちます」と書いた紙が入っていました。

 

息子は、「会社で、アストラゼネカを打ちます」と、言ってきました。嫌がっていた予防接種ですが、前向きにとらえているようでよかったです。

 

追伸

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