コロナ禍の障害者雇用の実情について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子が3歳のころに、バス停のコンクリートに家族手形を押すというイベントに参加しました。そのバス停近くを通ったので、久ぶりに手形合わせしてきました。左がお父さんの手形、右が息子です。今では、お父さんより、手は大きくなっています。

 

 

今日は、オンラインで「障害者雇用について」の勉強会に参加しました。障害者団体が主催なのでなく、生協が主催でした。生活協同組合でも、障害者雇用を進めていく予定だそうです。

 

講師の先生から、コロナ禍での障害者雇用の実情、2020年度のデータをもとに、お話しが聞けました。障害者雇用率は、2021年3月に、2.3%に引き上げられたこともあり、コロナ禍では、ありますが、この先も上がっていくとこのこと、ちょっと安心しました。

 

但し、昨年は、障害者雇用の部分は、手を付けない企業が多かったが、長引く自粛や生活スタイルの変化で障害者雇用にも、徐々に影響がみられるそうです。

 

おそらく、経営不振な企業などは、従業員をリストラすることで、社員数を減らし、その結果、障害者雇用率を達成するための障害者雇用人数が減ると考えられます。

 

すると、更新控えなどで、障害者雇用を切るるという心配がでてくるというのです。コロナの影響は、様々な形ででてきそうで、心配です。

 

あと、サポート校在籍のグレーゾーンのお子さん(診断あり)が、就労を考える時に、本人も親御さんも、手帳取得や福祉枠就労を考えていない場合に、どういう風にアドバイスすればいいのかという質問に先生が答えていました。

 

本人が納得しないで、他人に言われて、福祉就労をしても長続きしない。必ず、「僕は、こうしたかったわけではない・・・お母さんが悪いんだ・・・」となってしまうそうです。なので、まずは、本人に実体験してもらうことがいいそうです。

 

一般就労でも、バイトでもいいので、入社試験を受けてもらう、実際にインターンを経験してもらう。自分が、受かるのか求められている仕事ができるのか試してもらう。

 

次に、福祉就労の実習に行ってもらい、苦手を配慮された職場で働いてもらう。両方の職場を体験することで、自分に合うのは、どちらか、本人に判断してもらう。

 

本人が決めた事には、親御さんも納得されるそうです。また、一般就労を選んで、うまくいかなかったら、福祉就労へかえるのでも、いいそうです。

 

本人が、働きやすいところで、社会参加することが大事だということが、よくわかりました。とても、勉強になりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

イラスト用のiPad届きました。リビングの机の上を、片付ける様にいったら、さくっと片付けしてくれました。モチベーションが高いと、動作もはやいですね。

 

さっそく、妹に接続をしてもらい、使い方を習っていました。どんな作品を作るのか、今から楽しみです。

 

追伸

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